頑固な靴職人の技が光る!ブッテロのブーツの特徴は?

クラシカルなブーツのブランドとして、ブッテロが有名です。イタリア人の靴職人が築き上げた製法を今でも守っているのです。では、ブッテロのブーツにはどんな秘密が隠されていて、特徴はどのようなものがあるのでしょうか?

クラシカルなブーツのブランドとして、ブッテロが有名です。イタリア人の靴職人が築き上げた製法を今でも守っているのです。では、ブッテロのブーツにはどんな秘密が隠されていて、特徴はどのようなものがあるのでしょうか?

目次

ブッテロとはどんなブランド?

牛飼いの意味!

牛飼いの意味!

ブッテロとは具体的にどんなブランドなのでしょうか?その秘密を紐解く上で、ブッテロという意味を知る必要があります。ブッテロとは、イタリア語で沼沢地の牛飼いを意味するのです。例えれば、アメリカのカウボーイ的なイメージを持っていただければ良いでしょう。

1974年にブッテロが誕生しましたが、乗馬やトラディッショナルブーツなどをメインにデザインしていました。ブーツにちょっとしたポケットを付けたデザインが受け、モッズブーツも人気を博しました。

2004年には、待望の海外初出店を果たします。その地が日本の東京であり、それを期に世界的にも多くのファンを獲得しています。ブーツを中心に、革製品でブッテロを知らない人はいないほどの存在になっているのです!

タンニングレザーを存分に使用!

名刺入れとしても活用!

名刺入れとしても活用!

ブッテロの特徴として、レザーにこだわっている点があります。主にタンニングレザーというものを使用しています。タンニングレザーとは、革のなめしを植物性タンニンのみで行う製法の事です。素材の良さを活かしつつ、光沢が強く出るのが特徴です。実は、非常に手間がかかる製法として知られているので、現代でもあまりメジャーではありません。

ただ、その分だけ美しさが他とは格別で、見ているだけで惚れ惚れするものがあります。この製法に頑なにこだわる当たりが、職人気質を感じさせます!ブッテロでは、とにかく妥協せず最高のものを作り上げようとする気概が見て取れます。

このブーチは、上品な光沢がかっこいい逸品です。適度なシワの寄り方が、タンニングレザーらしいと言えます。そこにホワイトの靴紐が上手くマッチしていますし、長めの靴紐を足に巻きつけて履くことで、他とは違う感じを演出しています。

タンニングレザーの場合、磨き方でより美しさが変化します。しっかり手入れを行って、一緒に年をとっていきたいなと思わせるものを作り上げましょう。

スエードの使い方も独特!

なんてスタイリッシュ!

なんてスタイリッシュ!

最近のトレンド素材であるスエードですが、ブッテロも得意分野の一つです!マッドな質感のスエードに仕上げることにより、ドレスシューズとしても活用できるのです。このブーツは、ボクシングシューズのようにシュッとしたデザインを採用しています。ロッチャソールの採用で、薄くても履き心地が抜群です!

トゥはボリューム感をもたせ、少しくびれさせてセクシーな印象も強いですね。そこにスエードのテイストを上手く入れて、他にはない質感を実現しているのです。

自信を持って履こう!

自信を持って履こう!

このブーツは、毛足の短いスエードを使用しています。そこにオイルを染み込ませることにより、オリジナリティのあるグラデーションが出ています。スエードというと、どうしてもメンテが難しいイメージがありますが、短い毛なので必要以上に気にする必要がないのです。

癖が少ないので、だれでも自信を持って履くことができます。こんなブーツがあると、誰でも手軽におしゃれを楽しめます。

デザイン的な特徴は?

ブッテロのデザインで共通するのは、スッキリしたデザイン性です。全体的なフォルムとして、つま先にはボリュームを付けて、一度くびれさせて足首までつながっていきます。ハイカットモデルがほとんどですが、足首へのフィット感が良く、それでいてサイドジップなので脱着も容易です!

こんなスッキリしたデザインですので、どんなコーディネートとも抜群の相性を示します。また、ブーツインするのにも適した構造を採用しているのです。

これぞブッテロスタイル!

これぞブッテロスタイル!

レースアップモデルも主流ですが、長靴タイプのものも多いのです。このブーツが代表例で、タンニングレザーが鮮やかすぎますね。ブッテロでは、このようにブーツインするのが王道スタイルです。すんなりブーツ内にボトムスが入り、型崩れも起こさないのが特徴です。

ブーツインは無理している感が出る可能性がありますが、ブッテロの場合はすんなり適合させることができます!

職人の心意気を感じよう!

いかがでしたでしょうか?ブッテロは職人気質を実感できるブーツが多い事がご理解いただけたかと思います。ブーツインがこれだけ映えるブーツを作るのも珍しいですね。日本人にはどうしても似合いにくいものでも、ブッテロなら簡単に実現できます。

これから冬に向けて、ブッテロいうブランドに改めて注目してみませんか?

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