サイズが合わない靴をどのようにすれば良いの?
インターネットで何でも購入できるようになった昨今、ファッションアイテムも通販で購入するケースが増えています。靴に関しても同じ傾向があり、おしゃれでリーズナブルなシューズが自宅にいながら購入できるようになりました。ただ、通信販売で最も困るのが試着できない点です。
メーカーによって、ある程度のサイズの決まりはありますが、やはり個々のデザインでサイズ感が異なるものです。通信販売で購入しても、サイズが合わない・・・そんな失敗経験も数あることでしょう。仮に返品できない場合は、その靴をどうにかして履く方法を考える必要があります。
実は、サイズ違いの靴を少し加工してあげるだけで、履くことができる靴にリペアすることが可能です。
サイズが小さいレザーシューズは伸ばす!
レザー系シューズなど、固くも伸びる素材の靴の場合は、革を伸ばすことでサイズアップすることが可能です。革伸ばしに対応したアイテムも多く存在しており、自分の手で作業するとこが可能です。まずは、革を伸びやすくするための柔軟剤を購入しましょう。
レザー系は特に種類が豊富で、レザーストレッチャーという名前で販売されているケースが多いです。一度磨いて綺麗にした状態で柔軟剤をまんべんなくすり込んでいきます。ただ、これだけでは単に革が柔軟になるだけであり、ここから伸ばす作業が必要になります。
柔軟になった状態の靴を伸ばすために、シューストレッチャーという商品を使用すると便利です。シューキーパーと似た形状で、ネジで長さを調整できる様になっています。このシューストレッチャーを靴の中に入れて、伸ばし最サイズにまでネジを広げていきます。
あとは、この形状のまま保管しておくだけで思い通りのサイズアップが可能です。あまり過度に伸ばすと、革にダメージが及ぶ可能性があるので注意して下さい。
部分的に伸ばすことも可能!
部分的にサイズアップしたい、そういうケースも当然想定されます。そんな場合でも全体を伸ばす時と同様にまずは革の表面を伸ばしやすい状態にします。部分的な拡張ですので、スプレータイプで伸ばしたい箇所を一吹きするのがおすすめです。
また、部分伸ばしに特化したアイテムも多く存在しています。まずは、靴の表面を綺麗に清掃した後に、伸ばしたい箇所にスプレーしてじっくり馴染ませましょう。
シューズに柔軟剤が馴染んだら、ポイントストレッチャーと呼ばれる拡張器を使用します。伸ばしたい部分の端をポイントストレッチャーで摘み、手で引っ張っていきます。この際、力強く引っ張ると革にダメージが入りますので、じっくり時間をかけて引き伸ばして下さい。
また、摘む力が強すぎると跡が残る可能性があります。どうしても力が入ってしまいがちですので、なるべく目立たないところを摘んで引き伸ばした方が良いです。
引き伸ばしが完了したら、あとは乾燥させれば出来上がりです!
サイズが大きい靴はインナーパッドで調整!
『痩せたい人は選びたい! 進化した靴の中敷きインソール3つの秘訣』 pic.twitter.com/kdrYN90BGp|mine https://t.co/YcJzTgGbTa @mine_g_jpさんから 7
— 相互支援アカウント (@tyughjn) 2016年10月27日
逆に、靴のサイズが大きすぎてぶかぶかしてしまうケースの場合は、インナーパッドでサイズ調整する方法が一般的です。空間をインナーパッドで埋めるようなイメージとなります。サイズ調整用のインナーパッドも販売されているので、靴のイメージと合うものを購入しましょう。
そのまま使うことはほとんどなく、サイズを調整したい箇所のみを切り取って靴の中に敷きます。全面的にサイズを調整するのであればそのまま使用するタカチになります。部分的にカットした場合、靴の中で固定させるために糊付けします。
サイズ調整だけのものでなく、クッション性の高いものやマッサージ効果があるインナーパッドもあります。疲れやすいと感じている方は、クッション効果のあるインナーパッドをサイズ調整で使用するのもおすすめです。ただ、ファッション性も考えて、あくまでも靴のイメージを壊さないものを前提に選ぶようにしましょう。
インナーパッド自体は決して高いアイテムではありません。切り取りに失敗した場合は、あくまでも妥協せず新しいものを使用して適切なサイズをキープしましょう。
あくまでもジャストサイズを探そう!
いかがでしょうか?今回は、サイズが合わない場合の調整方法を紹介しました。人によって足の形は微妙に異なりますし、人種によっても足の形状に癖があります。その人にぴったり合ったサイズの靴などは、オーダーメイドしない限りはありえません。
ただ、靴選びする上ではやはりジャストサイズの靴を購入するのが基本です。今回紹介したのはあくまでも一点もののシューズのサイズ調整にのみ実践してみてくださいね。