シューズドライヤーとはどんなもの?
雨の日の履いた靴には、多少なりとも水分が吸収されてしまいます。水分をそのまま放置しておくと、レザーシューズであれば革の変色が発生する事がありますし、スニーカーなどでも脆くなって次履く時にダメージが進行することがあります。また、雑菌の繁殖を招くので、常に乾燥させておきたいものです。
そんな中で今注目されているのが「シューズドライヤー」です。シューズドライヤーとはどのような商品なのでしょうか。
シューズドライヤーのメリットは?
内面からじっくり乾燥
ドライヤーというとヘアドライヤーを想像してしまいますが、シューズドライヤーはツリー型のものがほとんどです。枝分かれしたかのようにして靴を差し込む形をしているものが多いようです。シューズドライヤーはじっくりと靴を乾燥するのが特徴です。急速に乾燥させると、靴の素材によっては変形したり特性が変化する恐れがあります。それを防止するために、内面からじっくり乾燥させていきます。
雨の日の次の日も試合って事多いので、ついにシューズドライヤーを購入。スパイク予備あるんだけど、どうしても嫌って言うわがままさん…。ヤマダに行ったら展示現品説明書無しで格安だったので…これで今日の試合は安心ですな pic.twitter.com/Y734IFlFYz
— こばん (@kenamiharu) 2016年10月22日
タイマー機能付きもある
シューズドライヤーには、一般的に素材別に温度を調整できるようにダイヤルがついています。これにより、素材に合った最適な乾燥を行うことができるのです。性質上、数時間レベルで乾燥させることになりますが、タイマー機能がありますので安心して利用できます。
臭いを放出してくれる
シューズドライヤーは、単に靴の乾燥を行うだけのものではありません。多くのシューズドライヤーでは、脱臭機能を兼ね備えています。洗濯物では生乾きのイヤな臭いがありますが、靴でも同様の臭いが発生します。これはドライヤーによる乾燥によって除去できますが、臭い自体は除去できません。
シューズドライヤーには脱臭機能も付いていて臭い自体を靴外部に放出させますが、臭いの発生源となっている物質が靴の中にある場合は、その物質を除去することが必要です。使う前にしっかり洗ってから乾燥させましょう。
カビの繁殖も防止する
つま先までしっかり乾燥させて、臭いだけでなくカビの繁殖も防止することができます。可伸縮モデルとなっているので、様々なシューズの種類にも対応していますね。脱臭能力も非常に高いので、特に梅雨時期には大活躍すること間違いなしです。
電気代もそれほど高くない
ヘアドライヤーは相当な高出力ですので、電気代は結構かかる印象があります。でもシューズドライヤーはそれほど電力量は消費しません。ブーツを乾燥させる高出力のものでも200ワットとなっています。200ワットと言えば家庭用の据え置きゲームとほぼ同出力です。
金額で言えば、週数回使用しても年間4,000円程度となります。大切なシューズのコンディションを常にキープできるので、ランニングコストと言う面でも問題ないでしょう。
型くずれも防止してくれる
また、シューズドライヤーは靴内部にドライヤーを差し込んで使用しますので、シューキーパーのように型崩れ防止も期待出来ます。ツリー式だけでなく、形状としてはシューキーパーと同じものも存在していますので、自分好みのものを使用すると良いでしょう。
人工芝のグラウンドでの使用でしたので、ゴムチップを水で洗い流して乾かすだけです。
— JUNYO.N (@junjuntmg) 2016年9月11日
乾燥にはシューズドライヤーは非常に便利です。 pic.twitter.com/5KXztclu3A
使用するととても便利
いかがでしょうか?シューズドライヤーはあまり一般的なアイテムでない印象ですが、最近スポーツメーカーが参入してラインナップが増えてきています。大切なシューズをいつまでも長持ちさせることができるシューズドライヤーはこれからのマストアイテムかもしれません。