新品だからこそしっかりお手入れを!
革靴と言うと、とても頑丈なイメージがありますよね!ちょっとやそっとじゃ破れませんし、しっかりお手入れしていけばいつまでもきれいな状態をキープすることができます。また、手軽にフォーマルな印象を出すことができるのが魅力的です。
ただ、手入れを怠るとすぐに劣化が進んでしまうのも、革靴の特徴です。そのため、履き始めてからこまめに手入れをしてあげる必要があり、これ自体は実践している方が多いでしょう。
でも実は、革靴の場合は新品の状態でもしっかり手入れしておかないと、寿命にも関わってくるものなのです!では、新品の状態ではどのような手入れをしてあげる必要があるのでしょうか?今回は、新品の革靴の手入れ方法を紹介します。
しっかりクリームで保湿しよう!
新品の革靴は、試着で履かれていない限りは、まだ誰も足を通していないシューズになります。ただ、新品であっても、実は製造から時間が経過しているものも沢山あります。倉庫の奥で数年間眠っていた革靴でも、新品には変わりないのです。
よって、革は全くメンテナンスされていない状態で購入することになりますので、購入後にまずはしっかりと革のコンディションを整えてあげる必要があります。革も人間の皮膚同様に保湿してあげないと、乾燥してひび割れを起こす可能性もあります。
革靴の保湿には、M.モゥブレィのシュークリームが最適です。簡単に塗りやすいという点がありますし、実はカラーが入っているものもあるので、もし新品でも細かい擦り傷が入っている場合は、補修が可能なのです。もちろん、ノーカラーのニュートラルも存在していますよ。
ブラシで丁寧にシューズ全体に染み込ませて、その後は乾いた布でしっかりとむらなく広げていけば完成です。これだけで、保湿ができるのですから、新品であってもまずは保湿することを考えて下さい。
防水スプレーで水の染み込みを抑える!
革靴に潤いが戻ってきたら、如何にその状態をキープするかが重要です。もちろん、定期的な保湿が重要なのは言うまでもありませんが、余分な水分の付着による保湿効果の低下もしっかり考えなければなりません。また、泥水等が付着すると、見た目上でも汚れてしまいますよね。
そこで大活躍するアイテムとして、防水スプレーがあります。簡単に一吹きするだけで、撥水効果があり余計な水分の付着を防止できます。価格的にも非常にリーズナブルなものとなっていますので、是非持っておきたいケアアイテムとなっています。
ケアするタイミングとして最適なのは、クリームで保湿した後となります。わざわざ防水スプレーをかけるためだけに靴を掃除するのも大変ですので、クリームでの保湿後であれば一連の流れの中にひと工程加えれば良いのです。
シューズ全体にシュッと吹き付けていき、20分程度乾燥させて乾けば完成です。これで防水効果だけでなく、細かな塵の付着も防止することができますし、傷防止にも効果的です!こんな便利な方法は活用しない手はないですね。
ニオイ対策も重要!
新品には新品のニオイってどんなものにもあるものですよね。革靴にも例に漏れず、特に合成皮革のシューズの場合は石油系のニオイが残留しているケースがあり、これが結構気になるものなのです。
そんな革靴のニオイをしっかりと除去して、気持ちよく履きたいものですが、ニオイ取りのアイテムも数多く存在しています。その中で、最も手軽にお金をかけずにニオイを取るアイテムとして、重曹があります。
重曹はニオイ取りの最適アイテムとして有名ですよね。使い方は簡単で、そのまま靴の中に入れて1日程度放置しておきます。これだけで、簡単にニオイを除去することができます。そのまま入れるのに抵抗があれば、布などに包んで入れておいても良いですよ。
このテクニックは、もちろん新品だけでなく使い込んだシューズのニオイ取りとしても有効です。
しっかり手入れしていつまでも最高のコンディションを!
いかがでしたでしょうか?新品の革靴を購入したらテンションが上ってすぐにでも履きたくなるというのは、人間心理としては当たり前なことです。ただ、しっかり手入れした上で履いたほうが長持ちするということがご理解いただけたかと思います。
手入れ自体も時間がかかることではないので、今回紹介した内容を確実に実践してみてくださいね!