靴底にミンクオイルを塗って雨の水分をブロック!
雨の日に革靴をダメにする1番の原因は、靴底から吸い上げる水分が靴全体に広がってしまうこと。レザーソールが乾燥している状態だと、水や雨に溶け込んだ汚れを吸いやすくなってしまうので、事前に靴底にミンクオイルを塗っておくと水を吸い上げにくくすることができます。
ポイントは塗り過ぎてしまわないこと!余計にオイルを染み込ませてしまうと、皮が柔らかくなりすぎて靴底の減りを早めてしまうことになってしまうんです。少量を伸ばすように塗ると雨の日の水分を吸い上げにくくすることができますよ。
革靴は思っている程水に弱くない!
革靴といえばイギリス紳士が多く履いているイメージ。雨の多いイギリスでは一体どんな対策をしているかというと、撥水スプレーを使っている人が多いんです。これなら日本でもすぐに対応可能ですよね。
フッ素樹脂を主原料にしているものが多い撥水スプレーなら、スウェードやキャンパス地にも使えるので、異素材でコラボしているデザインの革靴にも使えてとっても便利なんです。ポイントは外出時間の30分前に吹きかけること。そうすることで、夕方でも効果を持続しやすくなるんですよ。
ソールをダイナイトソールにカスタマイズしておく!
メンズの革靴を愛用している人に多いのが、購入後のカスタマイズ。雨の日水対策を考えるなら、靴底をダイナイトソールにするのがおすすめです。ダイナイトソールは世界的にドレスシューズの靴底として人気のアイテム。雨除けにもなり、外観を損ねないと人気を集めています。
一流ブランドから採用されることも多いダイナイトソールは信頼性が高く見た目もおしゃれなので、取り換えた後は思わず新調した靴底を誰かに見せたくなってしまうクオリティですよ!一度取り換えた後は、オイルを塗る手間を省けるので、忙しいビジネスマンには特におすすめです。
意外や意外、日々のメンテナンスが効果を発揮してくれる!
雨の日の対策をしようとする時、最も重要だと靴の専門家がアドバイスしてくれるのは「日々のケア」です。雨対策を施す前の靴の状態が良い程、雨対策の効果もUPするんですよ。
万が一雨対策をする時間がなかったり、突然の雨で「あちゃ~」となってしまった時でも、日々のメンテナンスを丁寧に行っていれば、たとえずぶ濡れになってしまっても、陰干しするだけで、革靴を元の状態に戻ります。
ただし、濡れた後はできるだけ早くケアすること!これだけは忘れないようにして下さい。
雨に濡れてしまった日のアフターケア!
濡れてしまった後に放置してしまうか、それとも手間を惜しんできちんとケアしておくかでは、靴の状態をキープするのに大きな差を生みます。まずは水気を取り除くためにきちんと乾燥させること、雨で失われた油分を補完することが大切です。
・まずは布で水気と汚れを拭き取ります。
・靴の中に乾燥材もしくは新聞紙をいれて内側も乾燥させます。
・シューズキーパーを入れてできるだけ風通しの良い場所で日陰干しをします。
内部が乾く前にシューズキーパーを入れてしまうと、乾燥がうまくいかずカビなどが繁殖してしまう原因になりかねないので、乾燥させてからシューズキーパーを入れるようにして下さい。
日々のお手入れと事後対策で雨の日をのりきろう!
大事な一足を汚さず、できるだけ購入時のままで履き続ける。その為には、日々のメンテナンスと濡れたあとの応急処置が力を発揮します。これをきちんとやれば、雨の日だっておくすることありません!是非試してみて下さい。