いろいろ遊べる!スニーカーの靴ひも
スニーカーの靴ひもと聞いて、多くの人がまず思い浮かべるのが平ひもでしょう。スニーカーらしくカジュアルな印象に仕上がり、シューズショップや雑貨屋ではさまざまなカラーリング・模様の平ひもが売られています。
ランニングシューズなどによく使われる平丸ひもは、伸縮性が高いのが特徴です。
目立つ色の靴ひもを使えば、コーデ全体のアクセントにもなります。服を着るとき「こんな派手な色はちょっと…」と敬遠しがちな色でも、顔から遠いので抵抗なくチャレンジできます。
オーソドックスなスニーカーでも、丸ひもに変えればちょっとオシャレ度がアップします。スニーカーならではのカジュアルさが抑えられるので、大人の着こなしにぴったりです。
よりエレガントな雰囲気にしたいなら、ロウ引き丸ひもがおすすめです。ロウ引きひもはほどけやすいのが難点ですが、蜜ロウを塗ればほどけにくくなります。
「脱ぎ履きのたびに結ぶのが面倒」「しょっちゅうひもがほどけてイライラ」という方には、結ばないタイプの靴ひもがおすすめです。こちらの靴ひもにはコブがついており、靴ひもを通す穴にコブがひっかかって固定される仕組みです。ひもそのものの伸縮性が高く、一度足に合わせてしまえば脱ぎ履きもラクになります。
このほかにも、ストッパー式やシリコン製などさまざまな「結ばない靴ひも」があります。
スニーカーの靴ひもの通し方
もっともオーソドックスな通し方のひとつです。はじめに上からひもを通し、靴ひもの穴の上→下へひもを通していきます。
簡単に通すことができてゆるみにくいので、多くのスニーカーやワークブーツに採用されています。
オーバーラップと同じくオーソドックスな通し方ですが、オーバーラップとは逆に下→上にひもを通していくのが特徴です。
オーバーラップよりゆるみやすい代わりに足に余裕が出るので、頻繁に脱ぎ履きする人やハイカットスニーカー・長距離ランニングなどにおすすめです。
ビジネスシューズ・ドレスアップシューズでよく採用される通し方ですが、もちろんスニーカーにも応用できます。片方のひもをつま先側から足首側に通し、もう片方のひもでぐるぐると縫うように通していきます。
見た目がスッキリして締めやすいですが、ややゆるみやすいという欠点があります。
見た目はシングルと似ていますが、両方のひもを1つおきに交互に通していきます。
足にかかる負荷が分散されるので疲れにくく、ゆるみにくいのが特徴です。
変わり種の靴ひもで個性を出す
普通の靴ひもに飽きたら、ちょっと変わった素材の靴ひもを使ってみてはいかがでしょうか?
たとえばオーガンジーリボンを靴ひもとして使えば、独特の透け感とふわふわな風合いで女の子らしさがグッとアップします!
サテンリボンやレースを使えば、オーガンジーより少し落ち着いた印象になります。淡い色・幅広めのリボンならキュートなイメージに、落ち着いた色・やや細めのリボンなら上品なイメージになります。「あまり可愛らしすぎるのはちょっと…」という大人の女性でも、ダークカラーのリボンを使えば大人っぽく仕上がります。
リボンを切って靴ひもにする場合、そのまま切りっぱなしにしておくとどうしてもほつれやすくなります。化繊のリボンなら、切り口をライターの火でさっとあぶって固めるのもよいでしょう。(ヤケドには十分ご注意ください!)天然素材のリボンはあぶって固めることができないので、端を少し折り返して細かく縫いましょう。
リボンの幅が広くて靴の穴に通しにくい場合は、靴ひもの端を処理するシューレースパイプを使いましょう。シューレースパイプは、雑貨屋や100均・ネットなどで購入できます。
靴ひものアレンジを楽しもう!
普段何気なく結んでいる靴ひもも、意外と奥が深いものです。新しいスニーカーを買わなくても、手持ちのスニーカーの靴ひもを替えるだけでオシャレの幅が広がります。お読みいただきありがとうございました。