おしゃれなレッドウィングのブーツ!
ブーツ界の中でも、おしゃれなブーツを続々と誕生させてフォロアーが多いブランドとしてレッドウィングがあります。1893年に誕生して以降、圧倒的なノウハウを蓄積して、それをブーツ作りにつぎ込んできています。よって、おしゃれでありながらも頑丈なブーツが多いのが特徴です。
そんなレッドウィングのブーツですが、手入れをしっかりしてあげないと劣化してしまうものなのです。逆に言えば、手入れを適切に実施すれば一生もののブーツとして使用することもできます!
そこで今回は、レッドウィングブーツの手入れ方法について紹介していきます。しっかり手入れして、いつまでもイケてるブーツとして愛用しましょう。
シュークリームでお手入れ!
ブーツ表面に艶を出すためには、シュークリームを使用することが重要です。シュークリームと言っても、勿論食べるシュークリームではなくシューズのクリームのことを言います。ここで重要なのは、革の材質です。革に合わないクリームを使用すると、逆に劣化させてしまう恐れが有るので要注意です。
まずは、靴紐を丁寧に外して、ブラッシングで汚れを払いとります。その後、適度に湿らせた布で汚れを拭き取っていき、日陰で一度干します。
乾燥したら、綺麗な布にシュークリームを付けて、ブーツ全体にしっかり伸ばすようにして塗っていきます。ポイントは綺麗で乾いた布を使用する点です。汚れた布ですと、逆に汚れが付着してしまいます。
全体的にクリームを塗布したら、乾燥しないうちにブラシで全体をブラッシングしていきます。最後に、縫い目などに入り込んだシュークリームがないかをチェックしていき、入り込んでいる場合は布で除去して完成です。
これにより、つややかな状態をキープすることができますよ。
保革オイルで撥水効果を得る!
良く水がかかるようなシチュエーションでレッドウィングのブーツを履く場合には、撥水性の高いお手入れをした方が、より長持ちさせることができます。そんな時に使えるのが、保革オイルによるお手入れです。
保革オイルについては、レッドウィングオリジナルのアイテムもあり、力を入れているジャンルなのです。まずは、クリームと同様に靴紐を外した状態でブラッシングして汚れを落とし、湿らした布で汚れを落としていきます。
乾燥した状態で、今度は保革オイルを布にとり、ブーツ全体に染み込ませていきます。特定の箇所にたっぷりオイルを塗ると、色ムラが発生する恐れが有るので、全体的にまんべんなく広げていくことが重要です。
一度塗りこんだら、一旦日陰で1日程度干して乾燥させます。乾燥したら、再度保革オイルをしっかりと塗りこんで下さい。塗りこんだら、乾いたタオルでオイルを拭き取っていき、完成です。
これにより、撥水効果だけでなくレザーの柔軟性もキープすることができます。
起毛革の場合は起毛革クリーナーでお手入れ!
スエード地のシューズがブームとなっていますが、もちろんレッドウィングでも起毛革のブーツを販売しています。起毛革の場合は、クリームやオイルでのお手入れができないので、起毛革専用のブラシで手入れしていきます。
まずは、ブーツの靴紐を解いてから作業を行います。その後、ブラシで汚れた箇所を中心に、掻きだすようにして汚れや異物を除去していきます。あまり力を入れずに、丁寧にブラッシングすることが重要になります。起毛革は決して丈夫な素材ではないので、強くブラッシングしてしまうと傷などが発生するためです。
起毛革クリーナーの場合は、ブラシの柄の部分にラバーが付いているケースが殆んどです。ラバーが消しゴムのような効果を発揮するので、頑固な汚れが付いている箇所があれば、このラバーでこすると綺麗に取れます。ラバーがけするとカスが発生するので、最後の仕上げとしてブラッシングしてカスを取り除いて下さい。
最後に、防水スプレーをまんべんなく塗布して下さい。起毛革は水に弱いので、撥水性を持たせることが重要になりますし、汚れ自体がレザーにつきにくくなります。車で言うワックスがけしたような状態になりますよ。
しっかり手入れしていつまでも履き続けよう!
いかがでしたでしょうか?レッドウィングは、単にシューズを販売しているだけでなく、メンテンナンスアイテムも販売しています。これは、ただ販売して終わり!ではなく、いつまでもレッドウィングのブーツを愛用して欲しいという意志の現れでしょう。
少し手間がかかる作業になりますが、しっかりブーツの手入れを行って、いつまでも美しいレッドウィングのブーツを履き続けてくださいね。