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メンズ革靴の靴底リペア、レザーソールにする?それともラバーソール?

毎日お世話になっているビジネスシューズや休日に活躍するレザーブーツの靴底は、革製とゴム製に大きく分かれます。革靴を購入・リペアする際は、それぞれのメリット・デメリットを知った上で自分に合うほうを選びましょう。

毎日お世話になっているビジネスシューズや休日に活躍するレザーブーツの靴底は、革製とゴム製に大きく分かれます。革靴を購入・リペアする際は、それぞれのメリット・デメリットを知った上で自分に合うほうを選びましょう。

目次

見た目のよさなら、レザーソール

足元のオシャレと履き心地の柔らかさにこだわるなら、見た目のよいレザーソールはいかがですか?

レザーソールのメリット

見た目オシャレ、履き心地GOOD

見た目オシャレ、履き心地GOOD

最大のメリットは、なんといっても見た目のオシャレさです。光沢のあるレザーソールがチラッと見えると、「この人は身だしなみに気を使ってるな」と好印象を与えることができます。
またレザーソールはラバーソールに比べて通気性が良く、足が蒸れたり臭くなったりする心配も少ないです。
さらにレザーソールはラバーソールより柔らかいため、足にしっくりなじむソフトな履き心地を楽しめます。

レザーソールのデメリット

レザーソールのデメリットは、水に弱いことです。湿気・水分の多い環境に長時間おくと革が水分を吸ってしまい、雨の日などは靴の中に水がしみこみます。濡れた後はすぐにメンテナンスしないと、カビが生えたり変形したりしてラバーソールより早く傷んでしまいます。またラバーソールよりすべりやすく、雨の日の石畳やデパートのようにつるつるした場所では危険です。
もうひとつのデメリットは、メンテナンスに手間がかかることです。キレイな見た目を保つには、定期的に靴用オイルを塗り込む必要があります。そのうえ小石がめり込むとゴム底より目立ってしまい、取るのも一苦労です。

コスパのよさと耐水性なら、ラバーソール

コスパと機能性重視なら、ラバーソールがおすすめです。

ラバーソールのメリット

滑りにくくて安心

滑りにくくて安心

ラバーソールのメリットは、レザーソールにくらべてコスパが良いことです。リーズナブルな革靴はたいていラバーソールですし、張り替えにかかる費用もより安くすみます。ラバーソールにはある程度の凹凸がついているので、小石などがめり込んでも取りやすく目立ちにくいです。
また、水に強く滑りにくいのも特徴です。「雨の日には革靴を履かないほうがよい」とも言われますが、スーツで仕事しているとそうも言っていられませんね。普段はレザーソールの靴、雨の日はラバーソールの靴というふうに使い分ける人もいます。

ラバーソールのデメリット

足のムレにご注意

足のムレにご注意

「水がしみ込みにくい」というラバーソールの長所は、すなわち「通気性が悪い」ということです。そのため長時間履きっぱなしでいると足が蒸れやすく、嫌なニオイの一因になってしまいます。
あまりにも安い革靴だと、ソールを張り替えられないことがあります。使い捨てと割り切って履くならよいですが、長く履きたいなら安すぎる靴は避けたほうがよいでしょう。
また、レザーソールに慣れた人がラバーソールの靴を履くと「硬くて足になじみにくい」と感じるようです。

ハーフソール貼り付け?それともオールソール交換?

ソールを修理する際、一部だけを修理する方法とソールそのものを取り替える方法があります。自身の好みや修理にかけられる時間・費用を考えて、好きな方法で修理しましょう。

ハーフソール貼り付け

ハーフラバーソール

ハーフラバーソール

ソールの前部分だけを修理しなければならない場合、前半分だけのハーフソールを貼り付けて修理することが多いです。また、滑り止めとしておろしたてのレザーソールの靴にハーフラバーソールを貼ることがあります。
ハーフソールにもレザー製とラバー製があり、多くの靴修理店で好きなほうを選べます。

ハーフレザーソール

ハーフレザーソール

一般的にハーフソール貼り付けによる修理は安く・早くできますが、ソールの色によっては見た目が悪くなることがあります。
レザーソールの靴にハーフラバーソールを貼ると、レザーならではの柔らかさ・通気性が半減するというデメリットもあります。

オールソール交換

ソールの傷みがひどく部分的な修理が難しい場合やレザーソールのステッチが切れてしまった場合は、ソール全体を新しいものに交換します。ハーフソール貼り付けより高価で修理にかかる時間も長くなりますが、見た目が断然よくなります。
また、色や質感の異なるソールを使えば靴そのものをイメチェンすることもできます。

レザーソール・ラバーソールそれぞれに長所と短所があるので、自分のスタイルに合ったほうを選びましょう。お読み頂きありがとうございました。

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