ビルケンシュトックの歴史は非常に長いことで知られています。何と創業は1896年ともう100年以上もの歴史があるブランドなのです。Konrad Birkenstockが、ドイツのフランクフルトにシューズショップをオープンさせます。Konrad Birkenstockはシューマイスターの称号を得た人物であり、そのシューズは瞬く間に人気となります！

創業当初よりフットベッド(アインラーゲン)を製造していて、今でもその流れを継承しています。そんな中でビルケンシュトックのターニングポイントとなったのが1913年です。創業者の長男であるCarlがショップ店員となります。このCarlは整形外科医であり、ビルケンシュトックのシューズにも医学的な要素を続々と取り入れます。

1954年には定番のサンダルの販売を開始します。これにより、ビルケンシュトックの歴史が大きく変化して全世界で愛用者が増加します。

ビルケンシュトックのシューズ、特にサンダルは独特のアーチを描くソールを採用しています。これにより、足に余計な負担をかけないという効果が期待できます。

細かい部位別に見ていくと、かかと部にはヒールカップを採用しています。これにより、かかとの向きをまっすぐにすることができるので足首への負担が軽減されます。

土踏まず部分にもこだわりを見せています。土踏まずをピッタリとサポートする形状を採用しているので、長時間の歩行でも疲れ知らずなのが特徴です。更には、地味に足つぼ効果も期待できるのです！

最後に、つま先にもトゥーパーを採用することで平均的に荷重がかかるように出来ています。非常に科学的に作られている印象を受けますね。

健康的なサンダルを多く製造しているビルケンシュトックですが、それとともに履き心地も抜群なサンダルが多いのも特徴です。ソールは非常にクッション性が高く、歩く際の衝撃を上手く緩和してくれるシューズに仕上がっています。

じわっと沈むような低反発感が、履いていても実感できますよ。また、ソール部というと味気ない印象もあるのですが、味わい深いカラーとなっています。

低反発なソールなのですが、徐々に足の形状に合わせて形状が変化していきます。これにより、自分の足にジャストフィットしたシューズと変化してくれます。いくら履き心地が良くても、足に合っていないとどこかしら負担がかかるものですが、ビルケンシュトックのシューズではそんな心配ご無用です。

また、水分を発散しやすい素材でできていますので、雨の日に履いてもすぐに乾くのも特徴です。サンダルの弱点をうまく補ってくれているのはすごいですね。

ビルケンシュトックのサンダルは機能的であることはご理解いただけたかと思いますが、それだけでなくデザイン性も優れている物が多いのです。このサンダルのように、ホワイト系の爽やかなサンダルは、十分ファッションアイテムとしても通用しますよね。

ベルクロ仕様となっているので、脱着も容易な点も強調できますね。

ビルケンシュトックの代表的なモデルにマドリードがあります。このサンダルは、とにかくデザインなサンダルとなっています。この例では女性が履いていますが、ユニセックスモデルですので男性でも履くことができるものとなっています。

カジュアルな感じがありつつも、シックなスタイルにも適合できそうなこのバランス感覚は、ビルケンシュトックならではのものといえます。

いかがでしたでしょうか？ビルケンシュトックは健康志向の強いブランドというのは周知の事実ですが、実はそれだけでなくファッションアイテムとして通用するものばかりなのです。

これから暑い夏を迎えるにあたって、サンダル選びは重要なポイントと鳴ります。ビルケンシュトックで健康的にファッションを楽しんでみるのも悪く無いですね！