雨に濡れてしまった靴は、早期ケアが重要!
雨に濡れたときに、まず避けなくてはならないのが、何もせずに放置することです。
これにより、雨シミはもちろん、柔らかくなった革が変形し型崩れを起こします。
またそのまま乾燥することにより、革が硬くなってしまいヒビ割れを起こす原因に!
濡れてしまった革靴は早期ケアが大切!くれぐれも放置しないでくださいね!
雨に濡れてしまった靴の正しいお手入れ方法
まず表面の水分を優しく抑えるように拭き取ります。拭き残しがないように紐などは外してくださいね。
拭き取ったら、すぐに陰干しをしましょう。つま先を浮かせて立てかけるように乾かすのがポイントです。
そして革は日差しに弱いので、陰干しを忘れないように。ドライヤーでの乾燥は絶対にNGです。
実はあった!簡単に革靴の雨シミを消す方法
雨シミができてしまった革靴、もう元には戻せないとあきらめていませんか?
実は最も簡単に雨シミを消すことができる方法があるんです!
そもそも雨シミとは濡れしまったところと、そうでないところの乾き方の差。その差をなくすには、革靴を丸洗いすればOK!
丸洗いは皮革の硬化など不安を抱く方も多いかと思いますが、革専用の「ソドルソープ」を使えば、硬くなることはありません。
サドルソープには、皮革に潤いを与え皮革の柔軟性を失わない成分が含まれており、洗い上がりはとても滑らかです。
<丸洗いの手順>
1.乾いた布やブラシで汚れを落とし、全体を水で濡らす
2.リムーバーで表面の油分をしっかりと除去
3.スポンジに「サドルソープ」をつけ、泡立てて洗う(泡立てるのが難しいです)
4.泡に含まれている成分を洗い流さないよう、泡は水洗いせずふき取る
5.つま先をたてて陰干しをする
6.シュークリームで仕上げる
雨シミで履けなくなったと思っていた革靴も、まるで生まれ変わったかのように元どおり。
ぜひ下駄箱に眠っている革靴があれば、サドルソープで丸洗いしてみてくださいね。