「サンダル」と聞いて、頭の中で思い浮かぶサンダルの形は皆さん結構バラバラなのではないでしょうか。
アウトドアシーンで活躍してくれるサンダルから、オフィスやパーティで華やかさを添えてくれるサンダルまで、実に幅広く存在しているので、イメージがバラバラになるのも無理はありません。
一般的にサンダルは「坂」を意味するギリシャ語「sandalion」に由来し、紀元前2000年頃のエジプトで熱砂から足の裏を保護するために作られた現存するもっとも古い履き物なのです。
一般的にその特徴は、足の多くの部分が露出していて紐やバンドで足に止める構造になっています。露出面が多いので通気性が良く、軽量なものが多いです。
一般的に、「サンダル」はフォーマルな場には適さないとされています。結婚式などのマナー本でも「つま先のない靴」「かかとのない靴」はNGとなっているものも多く、結婚式や披露宴などの場には避けておいた方がよいとされています。
しかし結婚式の二次会や、軽いくだけたパーティなら十分履いていけるデザインサンダルも数多く出ています。
今回はそんな幅広いサンダルの魅力について調べてみました。
2016年のトレンドは「アンクルストラップ」「厚底」「靴下コーデ」!
それでは気になる2016年のサンダルのトレンド予想です。
ずばり今年はアンクルストラップ、厚底、靴下コーデです。
特にアンクルストラップのサンダルはまだ春先の寒い時期から少しずつ履いている人を見るようになってきました。レースアップのものも多いので、履いていると、ぱっと華やかなものが多い気がします。
1.アンクルストラップで美脚を作る
2016年のトレンド、こだわるべきなのはストラップです!
レディなサンダルをお好みの方におすすめなのは、アンクルストラップとレースアップストラップです。どちらも足首のストラップが、女性らしい華奢な足元に見せてくれます。
アンクルストラップは女性らしい足元を演出してくれるので、デニムやパンツスタイルに合わせても十分フェミニンな印象になりますよ。
2.厚底で遊び心を演出できる
続いてポイントにしたいのは、厚底!
厚底サンダルはサンダル自体にボリュームがあるので、履くだけで存在感が出ます。厚底にするだけで一気に今年らしい印象になります。シンプルなスタイルにもよく似合い、厚底サンダルがアクセントになるコーディネイトを楽しむことができます。
また、サンダルの底が厚くなることで足の長さが自然と底上げされるため脚長効果があるのも嬉しいですね。
世界中のセレブたちも虜にしている「FABIO RUSCONI(ファビオルスコーニ)」からも厚底サンダルが出ています。
今年流行のメタリックカラーとスエードをあしらった、まさに今年らしさもありながらシックで落ち着いた雰囲気の厚底サンダルです。
厚底サンダルはソールの面積が広いので、ソール部分にかわいい模様や加工が入ったものも沢山出ています。
また、ソールの厚底部分がジュートやコルクなどの天然素材のもの、ゴムのものなどソールの素材によっても印象が大きく変わってきます。
自分好みの厚底サンダルを探すのも楽しいですね。
3.サボサンダルで自分だけの靴下コーデを楽しむ
そしてサボサンダルも今年らしいサンダルです。サボサンダルの「サボ」とは、つま先から足の甲あたりまで覆い、かかと部分は露出したサンダルのことです。
サボは、木でくり抜いた靴である「木靴」の意味で、丸めのつま先の形から名付けられ、スウェーデンが発祥と言われています。
サボサンダルは素足で履いてもかわいいのですが、サンダルに靴下を合わせる「靴下コーデ」にもぴったりですぜひ自分だけの靴下コーデを楽しんでみてください。
様々な場面で活躍するサンダルをシーン別で紹介
一般的に、サンダルはフォーマルな場には適さないとされています。結婚式などのマナー本でも「つま先のない靴」「かかとのない靴」はNGとなっているものも多く、結婚式や披露宴では避けておいた方がよいとされていました。
しかし最近では結婚式の二次会や、軽いくだけたパーティなら十分履いていけるデザインサンダルも数多く出ています。
次はサンダルをシーン別でご紹介します。
結婚式や二次会でもOKなサンダルとは
メタリック×アンクルストラップ
冠婚葬祭やパーティで履けるサンダルは結構難しいもの。露出が多すぎるとカジュアル感が強すぎてしまうので、その加減が実に難しいんです。
それをカバーしてくれるのが「メタリックカラー」と「アンクルストラップ」です。
ゴールドやシルバーといったメタリックカラーのサンダルは、ゴージャス感を演出してくれるので、サンダルの持つカジュアルさが払拭されます。
また今年のトレンドでもあるアンクルストラップは足首をしっかり固定しているイメージなので、サンダルに「きちんと感」をプラスしてくれるのです。
また、このストラップはこの足首をしっかりと固定してくれるので、高いヒールを履いても不安定になることがなく、立ちっぱなしのパーティでも足の疲れが軽減されるという嬉しい効果もあります。
T字ストラップは足を細く見せてくれる効果も
アンクルストラップのサンダルはとてもおしゃれなのですが、場所によっては露出が多すぎると感じてしまうかもしれません。そんな時におすすめなのが、T字ストラップです。
露出を抑えほどよい肌見せ加減にしてくれるので、上品に見せてくれます。また、T字ストラップは縦のラインを作ることができます。それによって脚を細く見せられるので、脚が太いとお悩みの方にもおすすめです。
ストラップの縦のラインが濃い色のものや幅の広いものですと、さらに脚長効果が上がります。T字ストラップが、いっそうの華やかさとフォーマル感を演出してくれます。
オフィスで使えるサンダルはブラック×フラットシューズ
職場で履けるサンダルの基準はその会社や履く人の仕事内容にもよりますので、一概には言えません。
若い人が多いベンチャー企業や内勤の会社でしたら、かなりくずした感じのカジュアルなサンダルでもOKかもしれません。
一方で比較的年上の男性が多い会社や外回りの仕事をする人であれば、足元にもある程度の礼儀を求められます。
オールマイティサンダルはやっぱりブラック・そしてちょっとした遊び心
会社はいろいろな年齢・考えの人がいますので、あまりカジュアルすぎたり露出の多いサンダルはやっぱり避けた方がいいと思います。
そういう私も新人OL時代、少しオープントゥのパンプスを履いて出社したところ、「足先をお客様に見せるのは失礼」と先輩にひどく怒られたことがあります。
そうはいっても夏は靴の中が蒸れるのも事実。失礼のない範囲でサンダルを取り入れるには、ブラックで露出が少ないタイプがオススメです。
露出が多すぎると、きちんとした印象からはほど遠くカジュアルさが目立ってしまいます。
黒やビビッドな色合いを避けるなどして落ち着いた色を選びましょう。
オープンになっている部分が目立ちにくいものや、アンクルストラップが付いたデザインのものにするなどカジュアルになりすぎないデザインを選びましょう。
しっかり選ぶことで、オフィスでも浮かない絶妙バランスのサンダルがきっと見つかりますよ。
カジュアルOKなら、ジュートサンダルがオススメ
ちょっとしたカジュアルもOKな会社であれば、夏らしいデザインのサンダルもオススメです。オフィスに季節感を持ち込むのは悪くないことだと思います。
そんな中で取り入れてもらいたいのがジュートサンダルです。天然素材のジュートで編んだ感じが涼しげでいいですね。
特にペリーコ(PELLICO)のの姉妹ブランドであるペリーコ サニー(PELLICO SUNNY)のジュートサンダルは女性らしさとフォーマルさの両立が可能なのでオススメですよ。
海で山で楽しみたい!2016年注目のサンダルブランド5選
サンダルの本領発揮はやっぱりアウトドア。
海に山にキャンプにリゾートに。
思いっきり開放的で歩きやすいサンダルを選ぶことができます。
「ccilu(チル)」は新感覚のシューズが大人気の日本のシューズブランド
「ccilu(チル)」は、南米・アマゾンの伝説の草サンダルからインスパイアされ、「緑の勝利」を意味から命名されました。
超軽量で衝撃吸収性と耐摩耗性、抗菌・防臭性などに優れた独自開発の合成樹脂ccilucell(チルセル)を使った、快適性とユニークなデザインが特徴です。
サンダルの良いところと靴のいいところを併せ持った、限りなくサンダルに近い履き心地のシューズです。インナーは底面のマジックテープで取り外して洗濯することができるので、清潔に保つことができます。
また、インナーカラーとアウターカラーの組み合わせを変えてコーデを楽しむこともできます。男性用、女性用、子ども用とあるので、家族おそろいのコーディネートも楽しめちゃいますよ。
「Teva(テバ)」はアメリカのアウトドアブランド
フェスやキャンプに出かけるアクティブ女子の間で人気なのが「Teva(テバ)」。
1984年に世界初のスポーツサンダルを発表したアメリカのアウトドアブランドです。
水辺での安全かつアクティブな動きのために、足首を固定するためのストラップをビーチサンダルに取り付けたことから生まれたのが、「Teva」の原点ともいえるサンダルです。
人気の秘密はその機能性とおしゃれでカラフルなバリーションの豊富さにあります。
「crocs(クロックス)」は軽い履き心地と快適なクッション性
「crocs(クロックス)」は、日本でも定番になったサンダルです。
「crocs(クロックス)」の快適な履き心地は、「crocs(クロックス)」が独自に開発し、フットウェア界を驚かせた画期的な特殊素材「クロスライト」素材によるものです。
軽い履き心地と快適なクッション性が「crocs(クロックス)」の大きな魅力です。
「クロックス カリン フローラル クロッグ」は、「カリン クロッグ」にフラワー柄が施されたとてもフェミニンなデザインです。
ややゆとりのある「リラックスタイプ」なので、幅広さんにも安心!
「ゆったりタイプ」よりも、快適にほどよくフィットしてくれます。
フロントとバックにはフィット感を高めるための可動式ストラップ付きなので、とても快適な履き心地です。
「Chaco(チャコ)」は簡単なベルト調節で最適なフィット感が実現
チャコサンダル社は1989年、マーク・ペイジェンによってアメリカで設立されたシューズブランドです。
ストラップ形状や張り替えができるソールなど現在のチャコサンダルの特徴の多くは、設立当初から受け継がれています。
現在はさらに、足を専門とする整形外科医の力も借りて人間工学的な側面からも快適なデザインを追求し続けています。
「Chaco(チャコ)」のサンダルの一番の特徴は調整ベルトです。
快適性を重視した柔らかいフットベットと、抜群のホールド性能を発揮する調整ベルトはサンダル内部を通って1本で繋がっています。
ベルトを調整することで、簡単に最適なフィット感が実現します。
「KEEN(キーン)」のユニークなサンダルはその名も「UNEEK(ユニーク)」
「KEEN(キーン)」は2003年にアメリカ・カリフォルニアで設立されたフットウェアブランドです。
サンダルの快適さとシューズの機能性を融合させた「靴を越えたサンダル」として幅広いユーザーの心をつかみ 、スポーツシューズとして現在世界で注目されているブランドに成長しています。
中でも注目されているのが「UNEEK(ユニーク)」です。
革新的な2本のコードを使って作られている「UNEEK(ユニーク)」は、足に素晴らしくフィットしてくれます。
2本のコードでシンプルで自由自在に動くようデザインされたアッパー部分は、足の形に限りなく適応し解放感と安定性を提供してくれます。
また軽量のPU素材で作られたミッドソールは、優れた耐久性と快適さを兼ね揃えています。
また、防滑性に優れる細かな切れ込みの入ったラバーのアウトソールが防滑性と保護性をもたらします。
おしゃれ女子の間でも注目されています。
お読みいただきありがとうございました。