ボート競技用シューズが進化してスニーカーが誕生?スニーカー誕生秘話

誰もが一度は履いたことのあるシューズであるスニーカーですが、実はその誕生には思いがけない秘話があったのです!

誰もが一度は履いたことのあるシューズであるスニーカーですが、実はその誕生には思いがけない秘話があったのです!

目次

スニーカーの定義とは?

まずは、スニーカーの定義について知っておきましょう。
スニーカーといえば、「だいたいこんなシューズ」というのは想像ができるかと思いますが、意外とその詳しい定義についてはわからないですよね。

スニーカーとは「ゴム素材の靴底で、布製または皮革製の運動靴の総称」を言います。
つまり、ゴム素材のソールでなければ、スニーカーと呼ぶことが出来ないんです。
一般的なスニーカーと同じような形状で、ソールが革製であったり、硬いスポンジだったりするシューズもありますが、これらはスニーカーではないということですね!

世界初のスニーカーは1895年に誕生!

リーボックの創業者が世に生み出した!

リーボックの創業者が世に生み出した!

では、一般的なスニーカーの誕生についてご紹介します!

世界初の一般的なスニーカーとしては、1895年に後のリーボックの創業者となるジョセフ・ウィリアム・フォスターが製造した「ジョセフ・ウィリアム・フォスター」があります。
陸上競技用にスパイクをあしらったモデルとなっていて、まだまだ履き心地という面では劣るものでした。
しかし、そのデザインや機能性の中には間違いなく今のスニーカーの原型といえるものが存在しています。

実は、元々ボート競技用に開発された!

先ほど、世界初のスニーカーは陸上競技向けというお話をしました。
しかし、それよりも前、スニーカーの元祖となるものが存在していたのです!

そのスニーカーの元祖は、1893年にボート競技用にキャンバス生地でラバーを使用したソールを用いて製造されました。
ラバーはゴムと同じ素材を意味していますので、最初にご説明したスニーカーの定義である「ゴム素材の靴底で、布製または皮革製の運動靴の総称」にぴったり合致しますね!

ただ、その出来栄えは今のスニーカーには遠く及ばず、まだまだ試作レベルのものでした。
それが、徐々に改良されてきて今のスニーカーにまで進化しているんです。

スニーカーはボート競技用から進化していた!

このように、スニーカーはボート競技用から進化してきました。
今でこそ、スニーカーは陸上競技などで使われるイメージですが、実はボート競技向けが元祖であるというのが面白いですね!
ボート競技ですから、濡れても滑りづらいようにゴム製のソールが使用され、競技用に軽くするためにキャンパス生地などを使用したのだと考えられます。

機能的な理屈によって始まったスニーカーですが、誕生して100年以上経過して、着実に進化を遂げているジャンルになります。
今では、スポーツ用品としてだけでなく街歩きのファッションにも欠かせないアイテムになっていますよね。

この後も、各ブランドが死力を尽くしてよりよいスニーカーが誕生していくことでしょう!

この記事を読んだ人におすすめの記事

    合わせて読みたい