プレーントゥとは?
つま先部分に飾りがなく、単純な構造であるビジネスシューズがプレーントゥです。
シンプルであるからこそこのプレーントゥはどんな場面で使っても違和感がありません。
フォーマルでもビジネスでもカジュアルでもその場所場所の表情に染まる事が出来るという事がこの特徴のない靴の最大の特徴と言えるでしょう。
シンプル故に、ちょっとしたデザインの違いで大きく表情を変えます。
プレーントゥには外羽根、内羽根という種類があり、それぞれ印象が違います。
意外と表情豊かな外羽根式プレーントゥ
かつてはビジネスシューズと言えばこの外羽根式のプレーントゥでした。
アメリカンスタイルのビジネスマンを日本のビジネスマンはモデルにしていたので、この格好良さと品の良さを兼ね備えた外羽根式のプレーントゥは正にそのスタイルにうってつけだった訳です。
中でもVフロントなどは格好良いビジネスマン必須アイテムでした。
それは今でも続いており、やはりかっこいいビジネスマンとしての定番のシューズと言えるでしょう。
上品でフォーマル向き、内羽根式プレーントゥ
実はストレートチップ以上に格式あるパーティなどにふさわしいとされているのがこの内羽根式のプレーントゥです。
正式な改まった夜会の場にはこの内羽根式プレーントゥがやはり最高に映えます。
靴の種類の中でも王道中の王道が黒の内羽根式プレーントゥと言って良いでしょう。
王道だからこそ、格式あるフォーマルな場にもふさわしく堅実な印象を与えることが出来るでしょう。
それぞれ違った表情を見せる
ビジネスシューズの種類の中で最も単純と言えるのがプレーントゥですが、だからこそ一番面白いのもプレーントゥと言えるかもしれません。
外羽根、内羽根、それぞれ違った表情を見せてくれるのもシンプル故のことといえるでしょう。
革靴そのものが奥深い魅力を持つものですが、このシンプルさこそがその魅力を最も良く表しているのかもしれません。
また、どんな場面でも対応できるからこそ、その微細な印象の違いを大切にして内羽根・外羽根と選びたいものです。
特定の顔を持たないからこそ万能であるのがプレーントゥです。