最近、足にトラブルを抱えた子どもが急増しているニュースを耳にします。子どもに足のトラブルがあっても、子どもが自分で気づくことは難しいため、親がチェックしてあげることが必要です。
具体的なトラブルとしては、「外反母趾」「浮き指」「偏平足」などがあります。どれも大人がなるようなイメージがありますが、実は幼児期の子どもにも実際に見られる症状で、合併して2つ以上の症状が現れる子どももいます。
外反母趾はかかとの高い靴が原因
外反母趾は、足の親指が小指の方へ曲がり、親指の付け根の関節が「く」の字のように曲がってしまっている状態をいいます。これはかかとの高い靴を長時間履くことによってなりやすいのですが、今はキッズシューズでもかかとの高い靴が売られているため、外反母趾の子どもも少なくありません。
靴底を見れば浮き指か分かる
浮き指は、足指の付け根は床についているけど、指先が浮いてしまうという状態のことをいいます。
足指に力が入らず、重心がかかとに偏っているので、靴底をみるとかかとがものすごくすり減っていることで分かります。
扁平足は足の裏をチェック
偏平足は土踏まずがなく、足裏が平らな状態です。生まれたときはみな偏平足ですが、成長とともに6歳までには足裏にアーチができています。
まとめ
自分の子どもがどれかに当てはまっていないか、気づけるのは親だけです。適切な治療法がありますので、一度チェックしてみましょう。