見た目にも柔らかく何とも優雅なデリケート革を使用した「茶色の靴」。
実は美しさを保つにはケアの積み重ねが必要な素材なのです。
今回はデリケート革靴（茶色）のお手入れのポイントをご紹介します。
ポイントを押さえていつまでも美しい質感をキープして行きましょう！
まずはブラシで埃を落としましょう！ブラシの使い分け
大きなブラシでざっとホコリを落とします
写真では豚毛のブラシを使用。
埃をざっと落としたら、小さなブラシで、大きな毛先では届かない部分のお手入れをしましょう。
出典：しみになりやすい革（茶色の革靴）のお手入れ シューケアパラダイス
ブラシを使い分けて、靴全体のホコリをしっかりと落としましょう。
ホコリが残っているとお手入れ中の傷の原因となる場合があります。
一方方向に、革を痛めない様にブラッシングする事がポイントです。
繊細な革に持って来いな「ソフト革専用デリケートクリーム」
デリケートクリームでツヤを注入
シミになりにくい事で定評のある M.MOwbrayより、進化形クリームが発売されました！柔らかい革製品にお勧めのデリケートクリームです。
サフィール ノワール「スペシャルナッパ デリケートクリーム」
こちらも根強い人気のあるデリケートクリームです。ホホバオイル配合でアニリンカーフ・シープスキンといった、素材にも使用可能。
満遍なく均一に、円を描くように塗ります
デリケートクリームを適量とり、クルクルと円を描くように磨いていきます。
塗り込んだときに一時的に水分により色が変わる事がありますが時間がたつと落ち着いてきます。多少色が濃くなりますが、靴が潤った証拠です。
最後に布の綺麗な部分でササッと乾拭きをして完成です！
出典：しみになりやすい革（茶色の革靴）のお手入れ シューケアパラダイス
保革用クリームとして、革の再生クリームとしても効果的な「デリケートクリーム」。硬くなった革靴にタップリとデリケートクリームを塗り込んで、ビニールに入れて再生したという話もあるそうです。（本来は普段から少量を使用される事をお勧めします）
脂・の配合が少なく水分が中心となっているので、革靴のみならずデリケートな鞄や財布のケアにも使用できる万能クリームなのです。
乾燥を防ぎツヤを長持ちさせたいなら＋「乳化性クリーム」
MOWBRAYの乳化性クリーム
クリーム状で柔らかく、伸びやすい上に、シミになりにくいと人気です。メーカーによって、ペースト状で固め。クリームの様に柔らかい場合があります。
適量を取って、いざ！補色しましょう
少量を取って、円を描くように磨いていきます。
取りすぎると色むらの原因になるので要注意です。
お勧めは、靴よりも少し薄めの乳化性クリームです。色むらが出にくくなります。グラデーションの様にしたい場合には、同じ位の色味のクリームを選んでもgood。乳化性クリームを使って、靴を乾燥から守り、色とツヤをキープしましょう。
ブラシを使ってもよいですが、布の方が使いやすいという方も。お好みでチョイスしてみましょう。
まとめ
染みこみの良い革靴のお手入れに大活躍する「デリケートクリーム」。
茶色の靴の場合は、乳化性クリームを使用する際には色チョイスに注意してムラなく仕上げたいですね。
小まめなデリケートクリームの使用で、いつまでも柔らかな質感の美しさをキープしてきましょう！
お手入れには、大き目と小さめのブラシがあれば便利です。出来れば、大きなブラシを2つ常備し、1つは普段のホコリ落としよう。もう一つは、メンテナンス用と分けるとより良いですね。