ビジネスシーンやおしゃれアイテムのひとつとして愛用されている革靴。
そんなステキな革靴を長く使用するためには適切なケア方法を行う必要がありますが、正しいお手入れ方法とはどのようなものなのでしょうか?
ここではお手入れの際に必要不可欠な靴クリームの種類や正しい塗り方のポイントをまとめました!
靴クリームには乳化性クリームや油性ワックスなどの種類がある
靴クリームには乳化性ワックスや油性ワックスなどの種類があります。
乳化性ワックスは皮に必要な栄養分と水分をバランス良くプラスし、程よいツヤ感をもたらす役割があります。
油性ワックスには栄養分もあるのですが、皮にきちんとしたツヤ感や光沢をプラスし、見栄えを良くする働きがあり、アイシャドウのようなメイクアップ用品として考えると分かりやすいでしょう。
蜜蝋系クリームは乳化性クリームとよく似ていますが、厳密には耐水の油性です。乳化性クリームより光らせることが得意です。銘柄としてはサフィールやコンドヌリアングレースなどが該当します。ステインリムーバと併用することをお勧めします。使い方は乳化性クリームに準じます。
靴クリームを使う前にブラッシングを行うことが大切
靴クリームを使用する前にブラッシングをかけて汚れやホコリなどを落としておきましょう。
紐靴であれば紐をはずし、革靴専用の汚れ落としで汚れをきちんと落とすようにしてください。ムキになってゴシゴシすると色落ちの原因になりますから、あくまでもやさしく行うように心掛けましょう。
レザーローションやステインリムーバーと呼ばれる専用のクリーナーを使用する。
米粒大一滴程、布にしみ込ませ汚れが気になる部分を中心に小さな円を描くようにして磨いていく。気になる部分の汚れが落ちたら、靴全体にクリーナーを塗り伸ばしていく。
乳化性クリームは必要に応じて重ね塗りをする
乳化性クリームは革靴と同色のタイプを使うようにしましょう。
綿100%の布やブラシにほんの少量塗布し、円を描くようなイメージでクリームを靴表面に塗布します。
クリームの吸い込みが早いときは状況に応じて重ね塗りしてください。
慣れていないときは塗りたくらないように注意しましょう!
きれいな布を指先に巻き、油性靴クリームを指先の布に少量とります。
靴表面に小さく円を描くように塗り込んでいきます。
●布を巻いた指先を、油性靴クリームの表面に置くと、体温により油性靴クリームを自然に布にとることができます。
●油性靴クリームの塗布のしすぎは、固まりとベタ付きの原因をなり、乾きも遅らせます。また次の磨きの段階で輝きが出にくくなります。
まとめ
いかがでしょうか?
今回は革靴をカッコ良く長持ちさせる!靴クリームの種類や正しい塗り方のポイントについてご紹介しました。
クリームの塗り込みが完了した後はキメの細かい布で磨くとより輝きを出すことができますので参考にしてくださいね。