エナメル素材にはキズがつきにくい特徴がある
エナメル素材には寒暖による硬さの変化が見られず、優れた防水性や耐久性があり、スムース素材や起毛素材などと比べてキズがつきにくい特徴があります!
ただし、誤った溶剤を使用するとツヤ感が変化したり、変色を招く恐れがあるため、十分な注意が必要です。
本革、または合革に合成樹脂(エナメル・ポリウレタン樹脂)を吹き付けて光沢仕上げを施した素材です。間違いなく”革”であるのですが、表面的には”革”ではありません!!
イメージ的には、革の上に柔らかいアクリルやプラスティックを貼り付けているような感覚だと思ってください。つまり一般の革靴のようにお手入れをして柔軟性が出たり、革の雰囲気が出るものではないのです!!
柔らかい馬毛タイプのブラシでブラッシングを行う
エナメルパンプスの汚れを磨くためにブラシを使います。
ケアとしては柔らかい馬毛タイプが最も効果的とされていて、細かい箇所のホコリなどをしっかり除去してくれます!
次に靴クリーナーやローションをきめ細やかな布に適量とり、付着した汚れを拭き取っていきます。
力を入れずに軽く拭き取るようなイメージで行うのがポイントです!
栄養補給
少量の靴クリームを布に取り、全体に薄く塗りのばします。皮革のシワやコバのすき間など、細かい部分までしっかり塗り込みます。
また、ブラシを使用することで、布では届かない縫目や革表面の小さな凸凹まで塗り込めるので大変便利です。
仕上げ
2~3分ほど待ち、汚れ落しとは別の仕上げ用の布で靴全体を丁寧に磨き上げます。ブラッシングで取りきれなかったクリームが拭き取られ、さらに美しいツヤが出てきます。
新しいうちからお手入れするのが長持ちさせるコツ
エナメルパンプスだけでなく、靴のケアは新しい靴を使用するときから開始します。
新しい段階でクリームを塗ると油分が皮に補給されるだけでなく、薄い保護膜をつくることができますから、撥水の役割と同時に傷みやシミをかなり防止することが可能です。
また、毎日履くより2~3足を交互で履いた方が傷みを軽減することができ、長く愛用することができちゃいます!
履かないときの保管法
靴をしまう前には必ず陰干しして、クリームで手入れをしましょう。また、長期保管のときは時々風通しの良いところで陰干しをして、簡単に手入れしましょう。
いかがでしょうか?
今回はデキル女性は足元のお手入れから!エナメルパンプスを長持ちさせるケア方法をご紹介しました。
この記事で紹介した長持ちさせるポイントを参考にし、お気に入りの靴を長期間愛用するようにしてくださいね。