シューズはスーツと同様に1日履いたらブラッシングを行う
シューズはスーツと同じく、1日履いたら必ずブラッシングするようにしましょう。
どんなお気に入りのシューズであっても毎日使用するとクタクタになってしまいますから、最低でも2足のシューズを交互に履くようにし、休日を作るように心掛けてくださいね。
汗などの水分もこの休みの日に蒸発し、爽やかさを回復させることができます。
1日履いたら、2日間は休めましょう。
汗と体重とで、靴がゆがみ、各部が痛みますが、休みの間に回復します。
会社や学校で上履きに履き替える人は、ある程度大丈夫です。
ブラシは前から後ろへかけて全体の汚れを落とす
ブラシは前から後ろへとかけて、全体の汚れを落としてください。
シワや縫い目、コバの境目や甲革など細かい部分も念入りに行うようにしましょう!
また、意外に目立つヒール部分もきちんとブラッシングするようにしてくださいね。
クリーナーはウエスに取って全体的に薄く伸ばすように塗布しましょう。
多量に塗ってしまうとシミの原因に繋がりますので、十分注意してください。
汚れを拭き取る
クリーナーを塗り終えたら、よく拭いて汚れを落とします。
拭きとるときには、落とした汚れを再び靴につけないように、なるべくウェスのきれいな部分で拭き取るように心がけてください。
クリームを塗る
汚れを落とした後、クリーナーと同様に同系色のシューラスタークリームやシュークリームを薄く伸ばしながらムラなく塗ります。このクリームは、革に潤いを与え、ひび割れを防ぐとともに美しい光沢を出します。
余分についたクリームは他の布で拭き取る
余分についてしまったクリームは他の布で拭き取り、磨いて完了です!
防水効果を向上させたい場合は防水スプレーをその上から使用するようにしましょう。
光沢を重視する場合はカカトやつま先など歩行中も形状が変化しない箇所に、ワックスタイプのクリームを塗布し、少量の水をつけてからしっかり磨くようにしてください。
学生靴のような固いガラス加工の革は、厚い塗装膜でクリームが浸透しません。合皮と同じく、濡れた布で汚れを落としてから、乾拭きします。
毎日のブラッシングで靴は長持ちする
このようにシューズのブラッシングは意外と簡単なんです。
靴磨きといえば、一所懸命にゴシゴシと艶が出るまで磨き続けるというイメージがありますが、このようなブラッシングであれば、毎日の終わりに30分くらいで出来ちゃいますよね。
このような基本的なメンテナンスであるブラッシングを毎日行うことで、革靴であればその綺麗な艶は長く保たれて、頻繁に磨き上げる必要もなくなります。
更に、汚れを落とすことでシューズの劣化を抑えることもできますので、より長くシューズを愛用できます。
お気に入りで履く回数の多いシューズであれば、毎日メンテナンスしてあげて、より長く使えるようにしたいですよね!