柔らかい革でできた靴は水や汚れなどのしみこみが良いため、すぐダメになってしまいます。特に色が薄い靴ほど汚れが目立ってしまいますので、日々のメンテナンスをしっかりと行っていきましょう。
ほこりをはらう
まずはシューキーパーをはめて形を整え、ホコリをはらうためにブラッシングをします。やわらかい革が傷がつきやすいので、馬毛などやわらかい毛を使用しましょう。細かい部分まで入念にホコリを取ってください。
デリケートクリームを塗る
布にデリケートクリームをつけて伸ばしていきます。多く塗ってしまうとそれだけでシミになってしまいますので、少量を薄く伸ばすイメージで塗っていってください。全体に塗ったら、クリームがついていない面を使って乾拭きをします。
乳化性のクリームを塗る
次に補色とコーティングのために乳化性クリームを塗っていきます。
部分的に薄くなっているところは、クリームを多くとって塗っていきましょう。傷がついている部分も同様に多く塗っておくと目立ちにくくなります。終わったら乾拭きをすることも忘れずに。
ブラッシングをする
最後は余分なクリームを取るようにブラッシングしていきます。特に細かい部分にはさまっていることがありますので、しっかりと取り残しがないようにキレイにしましょう。
撥水スプレーは必須!
しみこみの良い革は、汚れを防ぐためにしっかりと撥水スプレーをかけてください。
そうすることでメンテナンスの頻度も少なくなりますし、キレイな状態を保つことができます。
まとめ
いかがでしたか?
しみこみのいい革は、細部は特に気を遣ってお手入れをしてあげてください。
シワになっている部分やちょっとした凸凹は、力を入れずに優しくケアしてあげましょう。
そうすれば、しみこみのいい革靴も長持ちしてくれるはずです。