1800年に靴が一般化される
軍靴や乗馬用などが主でしたが、この時代にようやく靴が一般化されます。
それまでは一般徒歩用の靴というと男性でもパンプスやサンダルのようなものが主流でした。
1500年代では裸足で歩いていた方も靴を履ける時代がやってきたんですね。
そして、靴の需要が高まったため、靴を商売として売る商業化が始まりました。
革製品のものが当時は多かったようですね。
1800年代に流行っていた靴は?
靴が一般化して流行が生まれ出したのもこの時期です。
多くの人が靴を履くようになり、その中で流行りの靴というものが生まれました。
海外ではオシャレに敏感な方が多いため、アンティーク調のデザインが非常に流行、また、道路もまだコンクリートなどでなかったので、足が汚れないようなブーツが女性を中心に流行しました。
富裕層の中では、この年代にリゾート用にコンビネーションの短靴を履くことがトレンドとなりました。
これらの靴の多くは"革靴"です。
耐久性や汚れに草などが重視されていたので、革製の靴が流行し、そのとき生まれたデザインが今なお続いているのです。
1800年代終わりにはスニーカーも登場
1800年代初期はハンドメイドでしたが、1800年代の終わりを迎える頃には機械での生産が始まり、大量生産されるように。本当の意味で世に靴が出回ったといえます。
そんな中で、オックスフォードの学生たちにスポーツ観戦用として愛用されるスニーカーも登場して、流行となりました!
今でこそ、スニーカーは流行というよりもはや当たり前のものとなっていますが、このように大学生の流行から始まっているのです。
最初に流行ったのは革靴だった!
靴が一般化されて、多く人が履くようになったことで、流行が生まれました。
その中で、最初に流行ったのがアンティーク調の革靴でした。
やはり、海外、特に欧米の人たちはこの時代からファッションに敏感で、靴にもそれを求めていたということが伺えます。
また、まだまだ道路の整備が今のようなコンクリートなどではなかった時代ですから、耐久性が高く汚れにくいという点でも、革靴が人気だったというの納得できますね!
そうした昔の人々から受け継がれたデザインが今なお人気の靴として存在しているのはとても興味深いですね。