カンガルー革は繊維が緻密なことが特徴です。
そのため繊維が硬くなってしまって、靴が履けなくなってしまうことがあります。
そんな時の救急処置をご紹介していきましょう!
なんで硬くなっちゃうの?
カンガルー革が硬くなる原因は、基本的には「乾燥」です。
そして第2の原因としてあがるのが「カビ」です。
「カビ」の場合には白くなっていますので、白くなっていなければ「乾燥」が原因になります。
原因の違いで分かれるお手入れ用品
乾燥が原因
乾燥が原因の時にお手入れ用品として必要なのは…
・ステインリムーバー
・デリケートクリームもしくはミンクオイル
・布のぼろきれ
カビが原因
カビが原因の時にお手入れ用品として必要なのは…
・モールドクリーナー
・デリケートクリームもしくはミンクオイル
・布のぼろきれ
ではお手入れ方法をご紹介!
1.ステインリムーバーもしくはモールドクリーナーで汚れやカビを取る。
布でクリームを靴全体に塗り込み、汚れを取っていきます。
布が汚れたら綺麗な部分に変え、また汚れを取る。
2.汚れやカビが取れたら、余分なクリームをふき取る。
3.デリケートクリームまたはミンクオイルを少量塗り、30分待つ。
4.3を柔らかくなるまで繰り返す。
ただし3回程度まで。
まとめ
カンガルー革の硬さを取るお手入れは、時間がかかるので少々面倒なお手入れ方法になります。
しかしこれでカンガルー革が復活するなら、やってみる価値はありますよね!
硬いから履けないや…とあきらめずに、ぜひ試してみてください。
もしもこれでもダメなら、専門家に見せてしまうほうが確実ですよ。