シューキーパーで固定!
スエード革だけでなく、多くの革靴でも基本となるのがこのシューキーパーです。
木製の足のような形をしたキーパーを入れることで、型崩れを起こすのを防ぐことができます。
木製ですので、靴内の湿気を抑えてくれるので、雑菌が増えてしまうことも防いでくれます。
また、これを着けることでお手入れもしやすくなりますので、お手入れ中にもシューキーパーは装着しておきましょう。
装着方法は簡単!
シューキーパーにお手入れするスエード革靴を履かせるだけ!
靴全体をブラシでキレイに!
次に大きめのブラシで靴全体をブラッシングします。
これは靴についた土やほこりなどを払うイメージで行ってください。
ここで使うブラシは“スエード素材専用のブラシ”を使いましょう。
それ以外を使用すると皮に色が移ってしまう可能性があります。
また、あまり強くブラッシングしますとせっかくの起毛がダメになってしまいます。
あくまで土やほこりを払う程度に優しくブラッシングしましょう。
部分的に汚れがついている場合は…
スエード革の靴でよくあるのが染み付いてしまった汚れ。
これはブラッシングだけでは落とすことができません。
そんな頑固な汚れなど部分的についたものは固形タイプのクリーナーを使って落とします。
固形のクリーナーは起毛製品向けのものを使用して、汚れの部分だけを擦るように汚れを落とします。
また、固形のクリーナー以外に、ローションタイプやスプレータイプのものもあります。
ブラッシングは毛並みに沿って行う
上記でスエード革の汚れを落としたら、次に行うのは起毛を整えるブラッシングです。
スエード革は、起毛、つまり毛が立っている皮ですので、その毛が整っていなければ、美し苦ありませんよね。
仕上げ用のブラシを使い、毛並みが薄くなる側に向かって優しくブラッシングをするのがポイントです。
毛並みを揃えて整えると、見た目もキレイでまるで新品のような美しさを取り戻せます。
撥水スプレーをかける
最後はしっかりと撥水スプレーをかけることです!
スエード革が汚れてしまう原因の一つとして、水に弱いということが挙げられます。
毛が立っているので水を吸いやすく、その水によって色あせたり、泥が染みこんだりします。
お手入れの段階でしっかり撥水スプレーをかけて水対策をしておきましょう。
近づけて部分的にスプレーするのではなく、ある程度離した状態で全体にスプレーが行き渡るようにスプレーしましょう。
スプレーしてすぐでは撥水を発揮しないので、スプレー後は30分ほど時間を置いて、スエード革に撥水スプレーを馴染めましょう。
出かける前には撥水スプレーをすると更に防水力がアップして、汚れを防ぐこともできます。
冬らしい素材で人気のスエード革のシューズ。
ワンシーズンだけで終わってしまうなんて勿体無いですから、お手入れして長くキレイに使えるようにしたいですよね。
今回ご紹介したお手入れ方法であれば、初心者の方でも簡単に行なえますので、あまりシューズケアに詳しくない方でもすぐに実践できることでしょう!