ウィングチップの派手さに注意!ビジネスシューズを履きこなす為の大人の流儀

デザインの素敵さで思わず柄の意味を知らなくても買ったことがあると言う方が多いかもしれません。ビジネスシューズの種類ウィングチップには冠婚葬祭でNGになる理由が隠されているんです。そのワケをご紹介します。

デザインの素敵さで思わず柄の意味を知らなくても買ったことがあると言う方が多いかもしれません。ビジネスシューズの種類ウィングチップには冠婚葬祭でNGになる理由が隠されているんです。そのワケをご紹介します。

目次

靴の中で一番見えるつま先のところに飾りがついているのがかっこいい、
ビジネスシューズの遊び人ウィングチップ。

穴と翼のような模様がとってもフォーマルなんですが、
その派手さゆえに、冠婚葬祭で気をつけないといけない点があるんです。

ウィングチップの基本的な魅力と、
どんな種類の場面に向いているのかについてご紹介します。

ウィングチップとはどんな靴?

ウイングチップとは、つま先の革の切り替えに使われる革片が、
翼のような形をしている革靴のことを言います。

つま先のブローグと言われるW型模様の穴飾りが特徴的で、
これは通称「おかめ飾り」とも呼ばれています。

クラシックな雰囲気を演出したい時に
最適なシューズと言われています。

どうして穴があいているの?

ウィングチップに穴があいているのは、
湿気や水を抜く為に作られたんです。

元々ウィングチップは、
アイルランドやスコットランドの農民の為に作られた靴で、
湿地帯などで履いても靴が乾きやすいようにこの穴が作られたと言われています。

通な話、
英国では穴がなく羽の模様だけのウィングチップを、
ブラインドフルグローブと呼ぶことがあるそうですよ。

冠婚葬祭で気をつける?

オールデンのレアカラー

オールデンのレアカラー

ウィングチップの羽の模様や穴部分のデザインは、
一見ドレッシーでフォーマル感があるのですが、

冠婚葬祭の場ではストレートチップやプレーントゥが正式な靴とされていて、
そこにウィングチップは含まれていないんです。

パーティーや結婚式の二次会、法事等ではokですが、
結婚式には着用しない方が好ましいと言われているんですよ。

まとめ

もしかするとこれまで革靴の柄やデザインについて、どんな場所に最適なのかなんて、
考えたことがなかった方も多いのではないでしょうか。

男性の革靴は元々はヨーロッパから伝わって来た伝統あるもの。
知らないで買って履いていると、
気がつかないうちにマナー違反を犯しているかもしれませんよ。

この記事を読んだ人におすすめの記事

    合わせて読みたい