オニツカタイガーはアシックスの前身?気になる関係と特徴とは?

日本発のスニーカーブランドである「オニツカタイガー」。ヨーロッパのセレブたちから絶大な人気を誇る日本発のスニーカーブランド「オニツカタイガー」。もちろん日本でも人気は高く、「ナイキ」や「アディダス」と並び、日本のファッション界における「三大スニーカーブランド」の一つとすら言われています。実はそのオニツカタイガーはアシックスと深い関係があります。

日本発のスニーカーブランドである「オニツカタイガー」。ヨーロッパのセレブたちから絶大な人気を誇る日本発のスニーカーブランド「オニツカタイガー」。もちろん日本でも人気は高く、「ナイキ」や「アディダス」と並び、日本のファッション界における「三大スニーカーブランド」の一つとすら言われています。実はそのオニツカタイガーはアシックスと深い関係があります。

目次

長年アスリートを支えてきた「アシックス」の技術が盛り込まれている

当時、最も製造が難しいと言われていたバスケットボール用のスニーカーの製造方法を確立することで、さまざまなスニーカーの製造が可能となると考えた鬼塚喜八郎の発想で開発をスタートさせ、1949年にバスケットボール専用のスニーカーを製造販売する会社としてスタートした鬼塚商会は、その年の9月に法人組織である鬼塚株式会社となり、選手や監督の意見を取り入れスニーカーを改良。

1953年からマラソン用スニーカーの開発を開始し、1956年にメルボルンオリンピックの日本選手団から、トレーニング用スニーカーとして正式に採用された事でスポーツ界での知名度が一気に上昇しました。

実はオニツカタイガーは、アシックスの前身ともいえるブランドだったのです。
アスリートたちの事を一心に考え、その思いと技術は、多くのアスリートたちの「足」を支えることになります。
技術がホンモノでないと、アスリートたちはそのスニーカーを認めるハズがありません。

1961年には後にオリンピックのマラソン種目で連覇を達成する事になる裸足のランナー”アベベ・ビキラ”が来日。アベベ・ビキラが宿泊するホテルに表敬訪問を行い「裸足と同じくらい軽い靴を提供するから試してくれ」と説得。
アベベはオニツカタイガーのスニーカーを履いて優勝するというエピソードで世界が注目し、日本人の選手だけでなく、海外の一流アスリート達からも支持を得てナイキ(NIKE)の前身であったBRSが、オニツカタイガーの品質の高さと価格の安さに感銘し輸入販売代理業務を開始しました。

大国「アメリカ」から見ると、「日本」という小さな島国に存在する企業、位にしか見られていなかったであろうオニツカタイガーですが、その技術はライバルといえるはずの企業すら感動するほどでした。

軽くて歩きやすい

底が薄いのになぜか意外と歩きやすい。私みたいに、山歩きなんてせいぜい往復1時間以内、ちょっと足場の悪いところもいくけど、安全な範囲内よ~のライトな観光客にはもってこい。

旅行というと一番足が疲れる行為です(笑)
私はあまり旅行をしませんが、こういった旅好きの方がワザワザ「旅行用に」と推しているということは、本当に足が疲れないのだと言えますね。
そして軽さもまた、足に負担をかけないポイントであると言えます。

大正生まれの鬼塚さんは生涯にわたって隙のないファッションをしていたが、1960年にローマオリンピックを視察したのち、1964年の東京オリンピックで多くの海外選手にシューズを提供した。その結果、バレーボール女子やレスリングで21個の金メダル獲得に貢献している。

オリンピック選手の成績から、オニツカタイガーの技術の高さが分かりますね。

技術だけでなく、ファッション面にも手を抜かない

欧米でも人気の日本発のスポーツウェアブランド「オニツカタイガー」と写真家で映画監督など多岐に渡って活躍する蜷川実花さんによるコラボレーションで誕生した「M / mika ninagawa」。

数々のアーティストたちとコラボをし、自社の社員達に刺激を与えることで更なる飛躍を試み続けているオニツカタイガー。
クラシカルでレトロな雰囲気が人気を呼んだブランドですが、最近ではこうした新しい芸術的な雰囲気も取り入れようとしています。
今後の動向が楽しみです。

古きよき伝統と、新しい文化を自社技術で支える「NIPPON MADE」

私達の「足」を支えるスニーカー。
そのスニーカーを支える技術をより洗練に、そして見た目も美しく進化し続けるブランド「オニツカタイガー」。
もし、まだ履いた事が無いという方がいらっしゃいましたら是非一度、靴屋さんで試着してみてください。
きっとアナタを、トリコにすると思いますよ。

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