フランス人デザイナー、オリヴィエ・タコが立ち上げた「イグアナアイ」を知っていますか?限りなく裸足に近づけようと今までの常識を覆す新感覚デザインで、世界中の人々を驚かせています。
一体この衝撃的なデザインはどこから産まれたのでしょうか?
まるで裸足で歩いているような不思議な靴
足の甲から左右に大きく素足が露出するので、涼しげで大胆な印象を与えます。反対にかかと部分はスポっと脱げないように高さがあり、包み込むような感覚になっています。
イグアナアイ、っていう不思議な靴を買った。さっそく今日履いている!裸足みたいで気持ちいい
— mari_sun (@aloha_malica) 2015, 7月 4
そういえば、今日会社の人に教えてもらったイグアナアイという、親指ひっかけて履く、裸足のような感覚で履けるという靴が面白そうで、是非一度試着してみたいと思った。色もたくさんあってかわいい。店は青山にしかないらしい。http://t.co/nT2pyD0KNK
— Ikue AMEMIYA (@IAmemiya) 2015, 7月 8
着想はアマゾンのインディオの靴だった
その発想の原点は、アマゾンのインディオにありました。
インディオたちはゴムの木から採った樹液に足を浸け、薪の煙でいぶすという方法で最も自然な靴を実現していたのです。彼らはこの靴があったからこそ、自由自在にジャングルを走りまわれたのでしょう。
イグアナアイは日本の足袋にもヒントを得ている
また、イグアナアイではもう一つヒントになった靴があります。
それはなんと日本の「足袋」だったそうです。私たち日本人は足袋を履くことが少なくなりましたが、こういう形で日本古来の知恵が花開いているのですね。
まとめ
イグアナアイは現代を生きる私たちに裸足に近い感覚を与えてくれる靴です。この素足に最も近い感覚は履いてみないとわかりません。ぜひ一度自分の足で確かめてみてください。