中国では南にいくほど室内で靴を脱ぐ習慣がある!?室内で靴を脱ぐかは地域で決まる

中国の家では、日本のように必ず室内で靴を脱ぐとは限りません。それどころか、そもそも玄関がない家がほとんどです。

中国の家では、日本のように必ず室内で靴を脱ぐとは限りません。それどころか、そもそも玄関がない家がほとんどです。

目次

ビジネスホテルなど一部の例外を除いて、日本の家ではほぼ100%靴を脱いで過ごします。
しかし、同じアジアでも中国の家では必ずしも靴を脱いで過ごすわけではありません。もし中国の家に招かれたら、室内で靴を脱ぐべきかどうかはどこで判断すればよいのでしょう?

中国の家には、そもそも玄関がない!?

日本のような玄関が設けられていない家が多い

日本のような玄関が設けられていない家が多い

中国では、必ずしも家の中で靴を脱ぐわけではありません。
そのため日本の家のような玄関は最初から設けられておらず、ドアの真下からいきなりタイル・フローリングの床が室内へ続いています。

もし家の中で靴を脱ぐなら、ドアの外で靴を脱いでスリッパなどに履き替えることが多いようです。

家人と来客で異なるケースも

お客さんだけ土足のまま過ごすこともある

お客さんだけ土足のまま過ごすこともある

室内でも土足のまま過ごす・スリッパなどに履き替える・靴の上からシューズカバーをかけるなど、家によってさまざまなパターンがあります。

また、「お客さんにわざわざ靴を脱ぐ手間をかけさせるのは申し訳ない」という気遣いから来客だけが土足のまま過ごす場合もあります。

中国の家で靴を脱ぐべきかどうか迷ったら、入口の様子をさりげなく観察するか家人に直接確認してみましょう。

南へ行くほど、室内で靴を脱ぐ家が増える

特に高温多湿な南東部では、靴を脱いだほうが快適!?

特に高温多湿な南東部では、靴を脱いだほうが快適!?

中国の国土はとても広く、北と南で気候がまったく異なります。

特に、南東部は日本列島のように高温多湿な気候です。
日本同様に「室内で靴を脱いだほうが室内も足も清潔を保ちやすい」という理由で、靴を脱いで過ごす家が多くなります。

いっぽう、降水量が少なく寒冷な北西部では土足のまま過ごす家が多くなります。

まとめ

いかがでしたか?

中国はとても国土が広く、気候も民族も日本以上にバリエーション豊かです。
日本人からすれば「家によって靴を脱ぐかどうかバラバラ」というのはちょっと驚きですが、こうしたお国柄を思えば納得できますね。

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