日本人がドイツに行ったときに注意したいことのひとつに、「人に足の裏を見せてはいけない」があります。
わたしたちは家の中で靴を脱ぎ、足の裏が見える正座やあぐらで座ることに慣れているので、うっかりやってしまわないように!
ドイツでは、人に足の裏を見せないで!
ご存知の通り、日本では家の中で靴を脱ぎますね。
一方、寝るときと入浴(シャワー)のとき以外靴を履きっぱなしの人も多いヨーロッパでは、人前で靴を脱ぐのは「はしたない」とされます。
特に、ドイツなどでは足の裏を人に見せるのはとても失礼なこととされています。
ドイツの家に招かれたら…
「ヨーロッパでは1日靴を履きっぱなしの人が多い」と紹介しましたが、ドイツでも家庭によっては家の中で靴を脱ぐ(スリッパなどに履き替える)こともあります。
もし部屋の入口にシューズボックスや他の人の靴がある、もしくはスリッパが置いてあるなら、その家では靴を脱ぐ可能性が高いです。
靴を脱ぐかどうかは家によってバラバラなので、心配なときは家の人に直接確認するのがよいでしょう。
ドイツ以外にも、人に足の裏を見せてはいけない国がある
◆タイ
足の裏は不浄と考えられているので、人に足の裏を見せてはいけません。
特に、お坊さんに見せるのはとても失礼なこと!生身の人間だけでなく、仏像に足の裏を向けるのもNGです。
◆イスラム系の国
テーブル席についているときに足(靴)の裏を人に見せる行為は、相手への攻撃を意味するジェスチャーとされています。
まとめ
いかがでしたか?
ドイツでは人に足の裏を見せるのは失礼なこととされているので、思わぬところで人の不興を買わないよう注意しましょう。
もしドイツの家にお招きされて靴を脱ぐかどうか判断できないときは、玄関の様子をさりげなく確認するか家人に直接確認すればわかりますよ。