人に足の裏を見せるのは失礼なドイツの文化
ドイツでは人に足の裏を見せることは失礼という認識があるため、室内でも土足というのが常識です。
また西洋人にとっては、人前で靴を脱ぐことはパンツ一枚になるのと同じぐらい恥ずかしいことだそうです。
私たちには理解しがたい土足文化ですが、日本人にはない考え方や常識が文化の違いを生み出しています。
土足とは言え、室内外で履く靴は分けている
足の裏を見せるのは失礼という文化を持つドイツ。家の中でも土足が常識ではありますが、室内外で履く靴を分けている家庭が多いようです。
お店にはスリッパや室内履きと称した上履きやサンダルが大量に売られているようです。やはり室内は清潔でいたいもの。上履きなら問題ないですね。
ドイツ人は靴に対する意識や関心が高い
日本よりも長い靴文化。ドイツの靴博物館には2000年前の靴が展示されています。日本の靴文化のスタートは江戸末期に入ってからですので、まだ150年ほどです。
靴に関してはかなり進んでいるドイツでは、小学校で靴の脱ぎ方、履き方の授業があります。
また靴マイスターという、足首から下のことを解剖学的、生理学的なことなど専門知識を7年間学んで取れる資格者が2,500人ほどいるようで、靴に対する意識や関心が非常に高い国と言えます。
文化によって靴の常識は異なる
日本とドイツでは靴の歴史の長さはもちろんのこと、靴に対する関心の違いも大きく異なることがわかりました。
靴は子供の成長にとって大切な役割を果たします。足にあった適切なサイズを履くことが最も重要です。私たちもドイツ人のように、靴に対する意識や関心をもっと高めても良いかもしれません。