90年近くもオリンピックにスニーカーを提供し続けているスニーカーメーカー「アディダス」。
そんなスニーカーブランドの歴史や種類、特徴とはどのようなものなのでしょうか?
今回はその詳細についてまとめましたので、アディダスの基本的な知識について知りたい方は是非参考にしてください。
アディダスは1920年にダスラー兄弟社として誕生した!
アディダスは1920年の西ドイツに住んでいたアドルフとルドルフというダスラー兄弟たちが設立した「ダスラー兄弟社」が歴史の原点となります。
1925年には陸上スパイクを提供し、1928年にはサッカースパイクを展開しました。
1948年に突入するとスポーツシューズメーカーの本格的な活動をスタートし、この年に有名な3本線のラインが採用されたそうです!
オリンピック等の国際大会ではアディダスは絶大な支持を得ていました。1960年のローマオリンピックでは75%1964年の東京オリンピックでは実に80%の選手がアディダスのシューズを着用したという事です。それだけ当時のアディダスの技術は優れていたのでしょう。
出典:アディダスのページ
スーパースターはアディダスの伝説的スニーカーと称されている!
1969年に登場してからアディダスの伝説的スニーカーと称されていて、現在も第一線で活躍している「スーパースター」。
RUN DMCというヒップホップカルチャーを押し上げた方が愛用したことにより、ヒップホップカルチャーと深い関係性のあるアイコン的存在として愛されるようになりました。
アディダスの歴史を感じられる名作スニーカーは今どんなスタイルにもフィットするスニーカーとして、定番スニーカーの中でも高い人気を誇り、年齢を問わず多数の人に愛されているスニーカーです。
スタンスミスはギネスブックで最も売れたスニーカー!
テニスプレイヤーのスタンスミスのシグネイチャーモデル「スタンスミス」は、誕生当初はハイレットという名称で、後々名前を変更したそうです。
ギネスブックで最も売れたスニーカーとされていて、白いアッパーに白いソールというシンプルなデザインが魅力的です!
ベンチレーションホール(通気穴)のあるレザー製テニス用スニーカーは当時では非常に画期的で、世界中のファンから高い支持を得て91年当時の段階で2200万足もの販売数を誇ったスニーカーで、ギネスブックには「世界で一番売れたスニーカー」として認定されている程の定番スニーカーです。
元々は1965年に「ロバート・ハイレット」というテニスプレーヤーの名を冠して作られたモデルで、「HAILLET」という名前で登場しましたが、後にアメリカのテニスプレーヤー「スタン・スミス」が、このスニーカーを愛用して活躍した事により1970年代の中盤から、彼のイラストとサインを入れて、スニーカーの名前も「STAN SMITH」に改名されて販売される事になった歴史深い逸品です。
まとめ
今回は数々の名作を提供するスニーカーメーカー「アディダス」の歴史や種類・特徴をご紹介しました。
ここで紹介した定番モデルだけでなく、非常にシンプルに仕上げられた「カントリー」というスニーカーなど、様々な種類のデザインがあり、その奥深さが多くのファンを惹きつける理由かもしれません。