ブーツはすでに中世には軍靴として使用されていたようです。
その形状が発達したのは18世紀から。イギリスにおいて馬術が発展し始めたからのことでした。
ブーツは乗馬とは切って切れない関係にあったのですね。
そんな乗馬用ブーツについてご紹介します。
ブーツは乗馬のために発達した
ブーツは乗馬用として足元を保護するために作られました。
軍靴としての歴史が長く、近世になっても兵士の足元を守っていました。
乗馬用の靴として発達したのはヴィクトリア朝の頃。乗馬が貴族のたしなみとされ始めたころでした。
乗馬用ブーツの歴史
乗馬ブーツは本革製で膝丈のもの、踵に拍車台が付けられ、鐙に足が入り込まないようにヒールが高くなっています。
女性も乗馬の際にはブーツを履き、足首の長さまでの丈の短いスカートを履いていました。
騎兵が戦争における主な戦力であった第一世界大戦まで、乗馬用ブーツは軍靴として使用されていました。
乗馬用ブーツは今はお洒落ブーツに
軍靴として使われた歴史のある乗馬用ブーツも、今やお洒落の必需品。
革製の物だけでなく、スエード素材の物など種類は豊富です。
ミニスカートやひざ丈のコートに合わせても可愛いジョッキーブーツ。一足は持っていたいアイテムですね。
まとめ
ブーツは戦争で軍馬に乗るために履かれることでその形を変えてきたと言えるでしょう。
騎兵が戦争から姿を消すと、乗馬用ブーツは競技用馬術において、そしてお洒落ブーツとしてデザインを変えてきました。
今では女の子の必須アイテムですね。