夏場になると大活躍するサンダル。
今では多様な形態のあるサンダルですが、その発祥は古代にまで遡ります。
現代ではお洒落な履物としても親しまれているサンダルですが、その語源となったのはギリシア語で「板」を表す言葉だったようです。
サンダル発祥の地は?
サンダル発祥の地は古代オリエント文明と考えられています。
けれど温暖な気候の場所には似たような履物が生まれているので、ここがそうであると特定はできません。
動物の皮革を使用する地域ではサンダルはごく一般的な履物でした。
語源はギリシャ語?
ヨーロッパ系の言語では、ギリシア語で「板」を表す「sandalion」が元になり、これがラテン語から英語やドイツ語へと派生していったと考えられています。
もともとの語源は中央アジア、古代オリエント文明が起こったあたりの言語です。
ギリシアで履かれていたサンダル
革の靴底に革の紐を通して、足の親指と人差し指の間に通し、足首で固定させる。
これが古代ギリシアで履かれていたサンダルです。現代のお洒落なサンダルでもあるようなデザインですね。
地方の気候によって靴底の厚さが違っていたようです。
まとめ
ギリシア語の「sandalion」がサンダルの語源となりました。
当時から普段の履物であったサンダルは古代ローマへと受け継がれ、現代も履き続けられています。
履きやすさと通気性の良さがサンダルの良さなのでしょうね。