今や春夏のファッション・ライフスタイルにおいて、なくてはならない存在となった“サンダル”。
現代では、ゴム製のものやストラップが多いもの、ヒールが高いものなど様々なデザイン性・機能性のサンダルが増え、より一層私たちの必需品となりました。
そんなサンダルにも、実は深い歴史があることをご存知でしたか?
今回は、サンダルの歴史についてまとめてみました。
サンダルってどんな靴?
従来の“靴”とは違い、足全体を包まずに紐やベルトで足にとめる“履物”の早朝であるサンダルは、古くから存在しており、現代では様々な素材・形式のものがあります。
基本的に、足全体の面積が露出しているため、“足を守る”という機能性は劣りますが通気性があり、柔軟な素材で作られているため、軽量で快適な履き心地を実感できます。
サンダルの発祥地
サンダルは元々、古代エジプトやギリシャで生まれ、ローマ人に愛用されていた原始的な靴です。
つまりは、2000年もの歴史があるのです!
しかし、当初は“ファッションアイテム”という認識がなく、ファッションシューズとして初めて登場したのは今から約90年前の1920年代のことなのだとか…。
浸透してきたのは、第二次世界大戦後
現代では、夏の必需品となったサンダルですが、肌を露出しすぎていると考える人も多く、ファッションアイテムとして街で履くものとしては“適切でない”とされていたのだそうです。
サンダルが、ファッションアイテムとして認識されるようになったのは、第二次世界大戦後のこと。意外と最近のことなのですね。
つま先を見せるということにも抵抗がなくなり、サンダルが受け入れられ様々なデザインのサンダルが登場してくるようになったのです。
まとめ
夏になると、何気なく履いていた“サンダル”にもこんなに深い歴史があったのですね。
歴史のことを考え、サンダルを大事に履きたいものです。
現代では様々なデザイン性のサンダルも増えてきたので、これからの時代もサンダルから目が離せませんね!