今回はカジュアルシューズの「デッキシューズ」の由来などについてまとめていきます。色や素材が豊富のため、白系なら春夏、スエード調ならオールシーズンのように何足か持っていると便利に履くことが出来ます。今回はそんなカジュアルシューズのデッキシューズについてまとめていきます。
船乗りのライフライン!「デッキシューズ」
船の甲板のことを「デッキ」と呼びます。元々デッキシューズは船の甲板で履くことを想定されて作られました。雨の日に普通の靴で歩いているとマンホール等で転んだりした経験はありませんか?普通の靴だとこれと同じ現象が起こってしまいます。陸であればおしりを打ったなどで終わりますが、船の上にいる場合、落水したりして命を落とすかもしれません。そうならないためにデッキシューズが生まれました。
なぜ滑らないの?
デッキシューズ最大の特徴はその靴底です。従来の靴底は平のモノが多く滑りやすかったのですが、デッキシューズは溝を作ることでグリップ力を高めました。
イメージしやすいのは車のタイヤです。F1などの車のタイヤには溝がありません。そのため小雨でもスリップしてしまいます。しかし乗用車のタイヤには溝が掘られており、そこから水を外に逃がすように出来ています。この仕組と同様にデッキシューズの裏にも溝が入っています。
デッキシューズに欠かせないあの靴下
デッキシューズは甲板での作業を想定されていたこともあってか、脱ぎ履きがしやすいように口が広くなっています。そのため普通の靴下では足の甲のあたりから見えてしまい、見栄えがよくありません。当然靴下をうまく見せるような工夫もありますが、一般的には素足に見えるような靴下を履くほうが良いでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。デッキシューズのポイントが靴底にあるということをご存知でしたか?デッキシューズの成り立ちに合わせてコーディネイトしてみても良いですし、素材などもバリエーションが増えているので、カジュアルに履きこなすことも出来ます。