リーボックは、イギリス発祥のブランドです。1980年に流行した、エアロビ用のトレーニングシューズが、大ヒットをしたことにより、全米No.1の売上を誇る企業となりました。リーボックのシューズが、エアロビに端を発したフィットネスブームを作り出したといっても、過言ではありません。そんなリーボックの歴史について、まとめました。
リーボックの誕生
1895年、陸上競技の選手だったジョセフ・ウィリアム・フォスターが、靴の底に釘を打ったシューズである「フォスター・デラックス・スパイク」を制作したことから、リーボックの歴史は始まりました。
やがて、リーボックのスニーカーを履いた、陸上競技の選手がオリンピックで金メダルを取るようになり、注目度が上がっていきます。
1979年には、アメリカで販売許可を得ます。そして、ランニングシューズの販売が開始されます。
フィットネスブームに火を付ける
1982年に発売したエアロビ用のトレーニングシューズ、「フリースタイル」が爆発的に大ヒット。フィットネスブームに火を付けることになったのです。1986年には全米でスポーツ用品No.1の売上を誇るようになりました。
その後も、フィットネスのプログラムを発表され、バスケットボール用のシューズの販売が開始されました。こうして、トレーニングに特化したシューズメーカーとして、地位を築いていていったのです。
歩くだけで痩せる?トレーニングシューズ
次々に、革新的なトレーニングシューズを販売していった、リーボック。世間を驚かせるスニーカーを何足も展開していきました。やがて、同じスポーツブランドのアディダスの傘下に入ります。
そして、歩くだけでフィットネス効果が得られると、話題になった「イージートーン」が発売されたのです。イージートーンは、ソールをわざと不安定にしていることが特徴的です。不安定だからこそ、正しく歩こうとするために、普段使わない筋肉を鍛える効果があると、宣伝をされました。
他にも、個性的なソールの「ジグ・テック」、などハイテクノロジーを駆使した、トレーニングシューズのブランドへと成長を遂げたのです。
まとめ
リーボックは、進化をしていくトレーニングシューズのブランドです。売上No.1を記録したことで、安定性を求めるのではなく、新しいことに挑戦し続けています。これからも、新鮮な驚きとともに人を喜ばせる、シューズを販売していくのでしょうね。まだまだ、リーボックから目が離せません。
歩くだけでフィットネス効果がある、新鮮な驚きでした