アメリカの国民的なブランドとして愛されている「レッドウィング」。長い歴史の中でレッドウィングが生み出した名作シューズは一体どんな靴なのでしょうか?レッドウィングの歴史とともにたどってみましょう。
レッドウィング社はチャールズ・ベックマンが設立
レッドウィングはチャールズ・ベックマンという創始者によって設立されました。この創始者は19世紀後半にドイツからアメリカに移住し、革工場に職を見つけました。
その工場で働いてるうちに自然の革製品に興味をもち、1882年に靴屋の開始に至りました。
本当に良い靴を提供したいという彼の思いは街の評判となり、お客の足に靴がきちんと合わないときは販売を拒むこともあったそうです。
1905年、ついに彼は14人の仲間と『レッド・ウィング・シュー・カンパニー』を設立した。これが今日に至るレッド・ウィング社の歴史の始まりである。
レッドウィングの代表的なシューズ「アイリッシュセッター」
レッドウィングにはアイリッシュセッターと呼ばれるシューズがあります。
このアイリッシュセッターはレッドウィングをミネソタ州の人気シューズブランドから世界各国で愛されるシューズブランドに成長させた伝統的モデルです。
1952年に開発されたこのモデルはオロラセットと呼ばれるなめし革を採用し、トラクションレッドソールと呼ばれる軽量で足音がしにくいアウトソールを使用しました。
アイリッシュセッターの名前は、経年変化によって犬種であるアイリッシュセッターの毛色と似ている色になることから名付けられました。品番は8インチハイトの877と6インチハイトの875です。現在は875の流れを汲んだ8875がRed Wingの代表的なモデルとなっています。
「ペコス」や「エンジニア」もレッドウィングの代表作
レッドウィングにはペコスやエンジニアなどの種類もあります。
ペコスは元々農作業専用のブーツで、靴ひものない動きやすいデザインとなります。
エンジニアは元々鉄道機関士が履いていたブーツであったため、足を保護することを目的としており、スティールトゥという鉄板がつま先に組み込まれています。
・アイアンレンジ
価格:35910円
品番:8111
スマートなデザインとハーネスレザーと
呼ばれる深い茶色の革が人気のモデルです。
そのスマートなデザインのためきれい目な
ファッションにも良く合うので、
暗めのパンツとテーラードジャケットなんかと
合わせると大人っぽい雰囲気に仕上がりお洒落です。
まとめ
永遠の定番アイテム「レッドウィング」の代表は「アイリッシュセッター」と言われています。
しかし「ペコス」「エンジニア」その他、「ラインマン」「アイアンスミス」「オックスフォード」などさまざまなタイプが展開されており、その全てがレッドウィングを支えているのです。