秋冬ファッションだけでなく、夏シーズンの着こなしにも活用されるレディースブーツ。
そんなブーツにはムートンブーツやシークレットブーツ、エンジニアブーツなどの種類がありますが、それらの歴史や主な特徴とは一体何なのでしょうか?
こちらではその詳細についてご紹介したいと思います!
ムートンブーツは1920年のオーストラリアで誕生した!
ムートンブーツは1920年のオーストラリアにいる羊毛刈りの職人たちの間で誕生したのがきっかけになりました。
初めは無造作に足を羊の毛皮で包んだ形となっていたため、ブーツというには不格好だったそうです!
1930年代に突入すると第一次世界大戦で戦闘機のパイロット達にも使われるようになり、優れた保湿性が当時から認識されていました。
ムートンってどんな素材?
ムートンとは羊の毛皮の裏側の事をいいます。
綺麗に加工をし、表地として使用できる様にスエード加工を施した羊の毛皮をムートンと呼びます。
保温性にとても優れており、革製品の為年数を重ねると独特の風合いがでて味が出てきます。
天然素材のため着用時の気配りとお 手入れは必要ですが、その分長く使用できます。
シークレットブーツの歴史は古くナポレオンも履いていた!
シークレットブーツとは、別名「上げ底靴」や「底上げ靴」とも呼ばれており、この類いの機能がある靴の歴史は古く、ナポレオンも履いていたとされています!
その他ヒトラーやヨシフ・スターリンなど明確な真偽に関しては分からないものの、たくさんの権力者や著名人に愛用されたとされている、自己演出の変装用アイテムとなります。
シークレットシューズとは、靴底の踵部分が厚く(高く)なっており、これを履くことで通常の靴よりも履いた人の身長をより高く見せる、足をより長く見せる機能をもたせた靴のこと。形状によってはシークレットブーツ、総称して上げ底靴や底上げ靴とも呼称される。英語ではElevator shoesと呼ばれる。
エンジニアブーツは工場の作業員のために生産された!
エンジニアブーツは本来工場の作業員のために生産された安全靴となります。そのため、足元の物に引っかからないために、靴紐がついていないのです。
代用として甲からくるぶし部分にベルトが装着されていて、ベルトの長さを調節できるようにデザインしています!
重いものが落下してきた時のために、基本的につま先にはプラスチック、または鉄のカバーが内部に備え付けられています。
何を踏みつけても安全なように、ブーツの底が厚底で、靴の中のインソールが普通のブーツと比較して分厚いのもエンジニア・ブーツの特徴です。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はレディースブーツのムートンブーツやシークレットブーツ、エンジニアブーツの歴史や主な特徴をご紹介しました。
これらのブーツの歴史や特徴を把握して、普段のブーツコーデをより満喫するようにしてくださいね!