もとはアメリカ先住民の靴だった!カジュアルシューズ「モカシン」の秘密

今回はカジュアルシューズのスタイルの一つである「モカシン」について紹介します。そもそもは先住民が使用していた靴でしたが、ヨーロッパに渡った際に近代的な靴の設計と合わさってヒットしました。

今回はカジュアルシューズのスタイルの一つである「モカシン」について紹介します。そもそもは先住民が使用していた靴でしたが、ヨーロッパに渡った際に近代的な靴の設計と合わさってヒットしました。

目次

今回はカジュアルシューズのスタイルの一つ「モカシン」についてまとめていきたいと思います。デザートシューズやデッキシューズでもよく耳にしますが、そもそも「モカシン」とは何かなどを紹介していこうと思います。

そもそもモカシンとはどんな靴?

もともとモカシンはアメリカ先住民が履いていた革一枚で作られたスリッポン型の靴のことを言います。最近の「モカシン」と付く靴はシンプルなデザインが多いですが、もともとは装飾性が高いものでした。後々、U字型の甲革を縫合するタイプも出てきましたが、現在ではそれも含めて「モカシン」と呼んでいます。

当初のモカシンは靴底がなかった!

先住民が履いていた靴でしたが、最初は靴底がありませんでした。発想としては「足を包むモノ」として作られているので、素足にそのまま履くことも出来ます。また靴底がなくとも山道を歩ける様になっていたので、必要がなかったのかもしれません。それがヨーロッパに渡った際に硬い靴底がつけられたと言われています。なので私達が履いているのは近代的モカシンという事になります。

他の種類の靴でも使われている「モカシン」

他の種類の靴にも「モカシン」と付くものは増えてきました。デッキ・モカシンやローファーのビット・モカシンなどです。クラークス社の出した代表的なデザートブーツ「ワナビー」もモカシンタイプとして有名です。モカシンそのものは近代になるにつれて少なくなりましたが、他の靴と合わさって現代のような姿になっています。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は「モカシン」について紹介しました。先住民が使っていた靴がヨーロッパの文化に触れたことで色々な形で現代に残っていると思うとちょっと不思議な気持ちになります。装飾性の高いモカシンもまだ残っているので、原点に立ち返ったコーデをしてみるのも面白いかもしれません。

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