ビジネスシューズとひと言で呼んでも、豊富な種類が展開されているため、どのアイテムを選べばいいか分からないという方も多いのではないでしょうか?
ここではビジネスシューズのモンクストラップやユーチップ、ホールカットなどビジネスシューズの種類によって異なる特徴をご説明したいと思います!
モンクストラップシューズは靴紐を使用しない独特なデザイン!
モンクストラップシューズとは、靴ひもを使用せずにバックルとストラップのみで靴を締める独特なデザインの靴を指します。
履く際に靴紐を結ぶ必要がないため、ストレスフリーで使用することが可能です!
直ぐに履けることができる利点から日本人のように靴の脱ぎ履きが習慣にある方に重宝されています。
モンクストラップシューズには二種類あり、「シングルモンクストラップ」と「ダブルモンクストラップ」があります。それぞれ、ストラップが一対であるか、二対であるかによって呼び方が異なります。或いは、バックルが横の位置に来るタイプのモンクストラップを、「サイドモンクストラップ」とも呼びます。
ユーチップはビジネスシーンやカジュアルファッションまで使用できる!
ユーチップは機能性や堅牢性を重視して生産されているため、程よいワーク感やアウトドア感がありつつも、ビジネスシーンやカジュアルファッションまで多岐に至って使用することができます。
このビジネスシューズは、U字のフタのようにアッパーの甲周りがモカシン縫いされた革靴のことを指し、原則的には外羽根式のものとなります!
イギリスでは「ノルウィージャン・オックスフォード(Norwegian Oxford)」や「エプロン・フロント・ダービー(Apron Front Derby)」と呼ばれており、アメリカでは「オーバーレイ・プラグ・シューズ(Overlay Plug Shoes)」や「ノルウィージャン・ブルーチャー(Norwegian Blucher)」、フランスでは「シャッス(Chasse)」、またVチップについては「スワール・モカシン(Swirl Moccasin)」という呼び名もあります。
ホールカットは最もドレッシーなスタイル靴!
ホールカットは滑らかなフォルムや履き心地の良さが特徴的で、最もドレッシーなビジネスシューズとされています!
足を一枚の皮でやさしく包み込みますから、他のスタイルと異なり、生産する際には大きくて美しい一枚革が必要になります。
マッケイ製法
イタリア・マルケ地方の伝統製法で、発明家ブレイクから権利を買い取ったゴードン・マッケイ氏の名前が由来。
アッパー、中底、表底を同時に出し縫いをかけます。
特徴としては
・ ソールの返りが良く、履き心地が良い
・ コバの部分がスマートで軽量
・ 耐水性・耐久性はグッドイヤーに劣る。
ボロネーゼ製法
マッケイ製法を発展させた製法で、裏革を袋状に縫い合わせた点と、半中底を使用している点が異なります。
特徴としては
・ 足当りが柔らかく、履き心地が良いです。
・ コバの部分がスマートで軽量
・ 耐水性・耐久性はグッドイヤーに劣る。
グッドイヤー・ウェルテッド製法
リブと呼ばれる凸線路状のパーツが、中底に装着されています。
このパーツに中底、アッパーはウェルトを介してアウトソールが縫い付けられています。
リブが作る空間を埋めるため、厚めのコルクが用いられます。
特徴としては
・ 足に馴染むまで時間が必要です。
・ 耐水性・耐久性に優れている。
・ 疲れにくいが、やや重い履き心地。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はモンクストラップやユーチップ、ホールカットなどビジネスシューズの種類によって異なる特徴についてご紹介しました。
ご自身の用途に合ったタイプを選び、状況に応じた着こなしを楽しめるように心掛けて下さいね!