新しく社会人になる方や大学入学する方はこれから革靴を履く機会が多くなりますよね?
そのようなときは革靴に関する正しい知識をある程度把握する必要がありますが、こちらでは代表的な種類のストレートチップやプレーントゥ、ウィングチップなどの主な特徴について紹介しますので、是非ご覧になってください!
ストレートチップのトゥには横一文字のラインが入っている!
ストレートチップは冠婚葬祭や就職活動など、幅広い分野に対応してくれるビジネスシューズです。
横一文字のラインがトゥに入っていて、黒のストレートチップの場合はクロスととも呼ばれています!
フォーマルに使用できるタイプですから、お堅い印象を与えます。
モーニングを着用する場面では、「内羽根(ウチバネ)」というヒモを通す部分が外に出ないものを選びましょう。外羽根(ソトバネ)はよりカジュアルになります。
右が「内羽根」、左が「外羽根」。
ビジネスシーンで使うためのビジネスシューズは外羽根の形式のものが多い。
縫い目や爪先などに何も飾り付けしないタイプをプレーントゥと呼ぶ!
プレーントゥとはその名称通り爪先部分や縫い目などの場所に何も飾り付けしていないシンプルなものを指します。
厳密にはヒモではなくゴムやバックルで固定するシューズにもプレーントゥは存在しますが、一般的にこのような名称で呼ばれるのはヒモ靴のタイプとなります!
1960年代~90年代初めまでにビジネスマンになられた方でしたら、仕事用としてこのスタイルの靴を、一度は履かれた経験がおありかと思います。長く歩いてもヘタリが少ない頑丈さもさることながら、当時のビジネスウェアの基準だったアメリカントラッド的な装いと、この靴の風貌とは大変相性が良かったからです。オールデンなどアメリカのブランドに、このスタイルの普遍的な名作があるのも頷けます。
革片が翼のような形状をしているものをウィングチップという!
ウィングチップとは、つま先の革の切り替え部分に使用されている革片が、翼と似ている形状をしていることからこのような名称が名付けられました。
つま先部分のブローグも個性的で、別名おかめ飾りとも呼ばれています!
この飾りですが昔は意味があり、元々は湿気取や、水抜き穴だったんです。昔アイルランドやスコットランドの農民が湿地帯などで履くように作られ、湿地帯で濡れてしまった靴が乾きやすいようにこの穴が作られました。ウィングチップは元々ワークシューズだったんです。その為、カジュアルスタイルにもおすすめなシューズとなってます。
まとめ
いかがでしょうか?
今回はストレートチップやプレーントゥ、ウィングチップなどのビジネスシューズの種類によって異なる特徴についてご紹介しました。
ビジネスシューズの代表的な種類の特徴をきちんと把握した上で、革靴を履くように心掛けてくださいね!