アメリカで大ヒット!デザートブーツが全世界に広まったきっかけとは

今回はチャッカブーツの一種である「デザートブーツ」について紹介します。カジュアルファッションにアクセントとしてよく合う靴ですが、実は起源は戦場にある靴でした。

今回はチャッカブーツの一種である「デザートブーツ」について紹介します。カジュアルファッションにアクセントとしてよく合う靴ですが、実は起源は戦場にある靴でした。

目次

くるぶし丈で穴が2組程度のデザートブーツ。特徴からもわかるようにチャッカブーツの一種です。チャッカブーツの中で主に靴底にゴム(天然、合成)を使用しているモノをデザートブーツと呼んでいます。今回はこの靴の歴史等についてまとめていきます。

起源は戦場!?

この靴のデザイナーはクラークス社創始者のひ孫にあたる人物でした。彼は第二次世界大戦の終盤期にイギリス王立陸軍戦務部隊員として出兵していました。出兵にあたり兄弟から各国の靴を観察してくるにように言われました。さすがの商魂と言わざる得ませんね。

兄弟からの言葉もあってか靴に意識を向けているとエジブト・カイロのバザールで作られた珍しい靴を見つけ、スケッチを書いています。これがデザートブーツの始まりでした。

帰国後すぐに作成!でも社内では?

帰国後すぐに商品化に向けて動きます。ちなみにこの「デザートブーツ」という名前の由来ですが、アイディアをくれた「エジプト=サハラ砂漠」の連想からつけられたそうです。最初に製作されたデザートブーツは社内では不評でした。

アメリカ出品で大ヒット!逆輸入したデザートブーツ!

クラークスのデザートブーツ

クラークスのデザートブーツ

海外向け商品のマネージャーだった彼は不評であったデザートブーツをシカゴの靴展示会に出品しました。このアクションが流行の引き金となりました。アメリカの有名ファッション雑誌で紹介され、注目を集めました。その勢いは止まらず、イギリスやヨーロッパでも人気が広がり、大流行となりました。

まとめ

今回はデザートブーツの歴史について触れました。カジュアルに合わせるのに向いていて、コーディネートし易いデザートブーツですが、戦争が背景に合ったり、実はエジブトが起点になっていたりなどを知るとより楽しくなります。エジプト風なコーディネートをしてみたりしたくなりますか?

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