高温多湿な日本の夏…足元には、蒸れにくいサンダルが快適ですね。
今回は、サンダルの定義とフォーマルな場面でのサンダルの着用についてご紹介します。
イザというときに恥をかかないよう、しっかり頭に入れておきたいですね。
サンダルの定義
人類史上最古の履物としても知られるサンダルは「足全体を包まず、紐・バンドなどで足に固定する履物」の総称です。
足首にベルトで固定するもののほか、引っ掛けて履くミュール・クロックスで有名なサボもサンダルの仲間です。
広義では日本の草履・下駄もサンダルに含まれる
日本国内では草履・下駄をサンダルとは別に扱うことがほとんど。しかしサンダルの定義から考えると、広い意味で草履・下駄もサンダルの一種といえますね。
最近では下駄に似たデザインのサンダル・普段着にも合う和柄サンダルも多く、若い人や下駄を履きなれていない人が浴衣を着るときに好まれています。
一部の例外を除き、サンダルはフォーマルな場で使用されることは少ない
基本的に、冠婚葬祭や改まったビジネスの場でサンダルを履くことはありません。
フォーマルな場では、女性はつま先・かかとが隠れるハイヒール・パンプスが基本ですが、近年では略礼式パーティー(レストランウエディング等)で上品なデザインのサンダルを履いてもよいケースもあります。
なお男性用サンダルは女性用よりカジュアルな印象となり略礼装でもNG、また和装の場合は男女とも礼装用草履を着用します。
まとめ
いかがでしたか?
気軽にサッと履けてしかもデザイン豊富なサンダルは、世界中で古くから親しまれている履き物のひとつです。
着物や浴衣のときの下駄・草履もサンダルの一種ととらえると、けっこう奥が深くてビックリですね!