スタイリッシュで履き心地抜群のリーボック製のスニーカー。
その歴史は古く、1895年にまで遡ることになります。
誕生のきっかけとなったのは、一人の陸上選手。
生みの親となったのは、当時、陸上選手として活躍していたジョセフ・ウィリアム・フォスター。
彼が独自に考案した、靴底に釘を打ち付けたオリジナル・シューズ『フォスター・デラックス・スパイク』が、すべてのきっかけです。
新興の靴メーカーから、メダリスト御用達のシューズブランドへ。
この斬新な運動靴を販売・研究改良するために1900年に設立されたのが、「J・W・フォスター」社。
この新設企業のスパイクを使用した2名の陸上選手が、パリオリンピックにて金メダルを獲得。性能の良さを全世界に知らしめる結果となりました。
由来は「ガゼル」のアフリカ語訳。
このような国際大会での好成績により、スニーカーブランドとして「J・W・フォスター」社製品は確固たる地位を築き上げました。そして、1958年、俊敏さをイメージさせる動物・ガゼルをアフリカの現地名で表した「リーボック」は誕生したのです。
まとめ
その後、世界的ヒット商品となったエアロビクス用スニーカーの「フリースタイル」の発売により、1986年には全米売上第一位のスポーツ用品ブランドへと上り詰めたリーボック。
今なお、愛されるブランドの魅力は、機能性を追求した、陸上競技仕様のシューズ開発に起源をもつのでした。
2列目の右から3番目がジョセフ・ウイリアム・フォスター。