ビジネスシューズは世界中で愛用されていますが、その原点は何と言ってもヨーロッパでしょう。その中でもイギリスはシンプルで飽きのこないデザインと誠実な革靴作りで知られています。この記事では、英国の良心と称される革靴のブランドチャーチをご紹介します。
CHURCH'S(チャーチ)とは
チャーチは1873年イギリスの靴作りの街ノーサンプトンにて作られた靴メーカーです。欧米のセレブ達に今も愛され、正統派のイギリス靴としての地位を確固たるものとしています。
その靴作りは250にも及ぶ工程で管理され、まさに英国の良心にふさわしいものです。
チャーチの靴の特徴
チャーチの靴はグッドイヤーウェルト製法という複数縫いの製法が主に使われています。
靴作りの工程は磨き上げまでの間に250の工程、約8週間かけて作られます。
靴の内側には靴擦れをおこしにくいようにバックスキンが貼られているため重さを感じますが、履きなれると足に馴染み安定感が出るのが特徴です。
チャーチの靴の木型(ラスト)
靴の木型はラストと呼ばれ、靴作りのもっとも重要な部分を占めます。このラストが靴やそのブランドの特徴を決めると言ってよいでしょう。
チャーチはプラダに買収された後ラストを変更し、よりスタイリッシュな靴へと脱却を図ったと言われます。そのため古いラストを使ったチャーチの靴は旧チャーチと呼ばれ、プレミア価格で取引されることもあります。
まとめ
チャーチはノーサンプトンで生まれた靴メーカーでここには多くの世界的なブランドが集まっていました。グッドイヤーウェルト製法で作られた靴は重さがありますが、履きなれると足に馴染み安定感が出ます。
スタイリッシュなスタイルへの脱却など、伝統を重んじながらも時代の流れに合わせる工夫もあり、まさに最高級のブランドでしょう。