数年前から女性の間で大ヒットとなっているスニーカー。
子供の頃から履いている靴ですが、
「なんでスニカーと呼ばれるか」名前の由来を知っていますか?
Sneakerがそう呼ばれるようになった理由と、
語源のある有名スニーカーの語源を合わせてご紹介します。
スニーカーのはじまりとラバーソール
スニーカーは1890年代にボート競技用の靴として、
開発されたのが始まりと言われています。
靴のテクスチャーとしてはキャンバス素材にゴム底を備えていましたが、
まだこの頃はスニーカーとは呼ばれていませんでした。
スニーカーは1896年のアテネオリンピックで、
選手たちに使用されたことから世に広まったのです。
スニーカーと呼ばれるようになるのは、1917年頃アメリカのUSラバー・カンパニーが、
「静かな靴」のキャッチフレーズで販売したのが最初だと言われています。
静かな靴の語源
USラバー・カンパニーは、
スニーカーを静かな靴=忍び寄る靴=Sneakと名づけました。
底の硬い革靴はコツコツと音の出るのに対し、
柔らかいゴム底を持ったスニーカーは、
静かで音を立てずに歩くことができる!
とキャッチフレーズをつけたのです。
スニーカーの名前の由来は、
英語のSneakからきていたんですよ。
コンバースの登場と伴に
アメリカのUSラバー・カンパニーがスニーカーと名づけた頃、
同じくアメリカのコンバース・ラバー・シュー・カンパニーが、
キャンバス地にゴム底を持つ「オールスター」を発売しました。
これが空前の大ヒットを記録。
1970年後期に入るとバスケットボール人気が高まり、
人気プレーヤーの履いていいたバスケットシューズが、
話題に取り上げられるようになった事から、
スニーカーの知名度は不動のものとなって行ったのです。
Converse Jack Purcell V-3の語源
つま先のスマイルと呼ばれるラインとかかとに入っているひげのマークが特徴の
コンバースのロングセラーモデル・ジャックパーセル。
語源は開発に携わったカナダ人バトミントン選手ジャックパーセルから名付けられました。
シンプルながらもスニーカーにレザーを取り入れると言うデザインは、
発売当時から現在まで人々を虜にして離しません。
まとめ
革靴しかなかった時代に誕生したラバー底の靴は、
確かに音の出ない静かな靴でしたよね!
スニーカーの語源は、
とってもしっくり来る理由と言えるのではないでしょうか。
それにしてもコンバースのオールスター。
スニーカーと言う名前を定着させ尚今でも人気を誇っているなんて、
スニーカーの王様的存在ですね!