江戸時代から始まった洋靴
江戸時代…と聞いて、想像するのは何ですか?多くの方が、ちょんまげ姿の侍を想像したのではないでしょうか。そして侍といえば、袴に草履、腰に刀を下げているイメージですよね?
でも実は江戸時代には、熊の皮で作られた靴などを侍は履いており、この頃から日本の洋靴の歴史がスタートしていたのです。
江戸末期に海外から入ってきた靴とは
江戸末期に海外から入ってきた洋靴は、ゴム製の紳士靴でした。そして明治初期には婦人靴も入ってきました。
ですが、本格的に一般大衆に広まるのは1920年頃の大正時代に入ってからなので、文化に溶け込むまでにはもう少し時間がかかっています。
ブーツを履く坂本龍馬
江戸時代末期を代表する志士、坂本龍馬は袴にブーツという、当時は大変珍しいスタイルをしていました。
坂本龍馬の肖像画のほとんどにブーツが確認されています。とてもハイカラな方だというのが、そのスタイルで伺えますね。
意外にも知らない、洋靴と日本の歴史
江戸時代には洋靴というものが存在し、海外から入ってきていたなんて驚きですね。もしかすると私たちの知っている江戸時代とは、少し異なっているのかもしれません。そして坂本龍馬の他にも、ブーツや洋靴を愛用していた歴史上の人物はいるのかもしれません。