だんだん寒くなると「ブーツ」の存在が気になります。
防寒の役目はもちろん、冬の足元のオシャレに欠かせないアイテム、ブーツ。
ところで、「ブーツ」の歴史はご存じですか?
ブーツが何故生まれたか、そしてその役割とは?
知っているようで知らない誰かに教えたくなるブーツの歴史を紐解きましょう。
冬に欠かせないブーツ
ショートブーツ、ニーハイブーツ、ロングブーツ、ブーティーなど、毎年様々なブーツがデパートのウインドウを彩ります。
今年はどんなブーツが流行るのでしょうか?
現在、様々なデザインだけでなく、目的に応じてスキーブーツやエンジニアブーツなど様々な種類があるブーツ。
ブーツはオシャレなだけでなく、実用面でも大変優れています。
ブーツの歴史
ブーツの歴史は定かではありませんが、ファッションと実用を兼ねて洗練されていく現在のブーツの礎を築いたのは「乗馬ブーツ」と言われています。
特に、ヨーロッパ発祥の「ブリティッシュ馬術」は、単なる移動手段だった乗馬を馬と人間の芸術の域にまで高めました。特に、乗馬に適したように改良されたブーツは、その後パリコレなどにも登場するファッションアイテムとして現代にも続いています。
乗馬用ブーツの特徴
乗馬用としてはもちろん、ファッションアイテムとしても人気の高い乗馬用ブーツ。
その特徴をおさらいしてみましょう。
乗馬用ブーツは別名ライディング・ブーツ。またジョッキーブーツとも呼ばれています。素材は丈夫な革製で、膝を曲げて乗馬することからひざ下までの長さ。乗馬に適して脚にぴったりとフィットした形、「あぶみ」に足を掛けやすいようつま先は細く、あぶみから足がずれないよう、ヒールがあるのが特徴です。乗馬している時、ふくらはぎにフィットするように、ふくらはぎ部分が高いデザインの物が多く、着脱しやすいよう紐や輪がついている場合が多いようです。
現在では、乗馬ブーツからインスピレーションを受けた様々な乗馬風ロングブーツがファッションアイテムとしてパリコレなどでも登場し、人気を集めています。
乗馬をするか、乗馬用ブーツがほしい
— a (@d_05_immortal) 2015, 11月 2
まとめ
英国紳士・淑女を気取って、背筋がピンっと伸びるようなトラッド系ファッションと相性が良い乗馬ブーツ。
そんな乗馬ブーツがブーツの元祖だったとは驚きです。
乗馬を楽しむ方、馬が好きな方はもちろん、キレイ目トラッド系ファッションが好きな方は、ぜひお店で乗馬ブーツ、乗馬風ブーツを探してみましょう。