『バルカナイズド製法』をご存知でしょうか?
古くから採用されており、スニーカーマニアから、こよなく愛されている製法技術です。
レトロ感のあるゴム底がクール!コンバースお馴染みのスニーカー。
写真にあるコンバースのスニーカー。ABCマートなど、どこの街の靴屋さんにもおいてある、オーソドックスなモデルですよね。
図の通り、ゴム素材の靴底になっており、歩いた時に、程よく地面の感触を感じられそうです。
ゴムとスニーカー本体を結合させるのに、必要な技術。
ここのゴムとスニーカー本体を結合させているのが、先に記載した『バルカナイズド製法』です。
特製の釜にいれて、高温で圧力を加えながら、硫黄などの加硫剤を流し込むことで、ゴムの硬化を促進させていきます。
接着剤での接合とは比べ物にならないほど、耐久性抜群!
これにより、ゴムとスニーカー本体がしっかりと一体化。
仕上げにラバーテープを巻き付ければ、激しい運動にもへこたれない、接着剤で結合させたものとは比較にならないほどの頑丈なスニーカーができあがるというわけです。
まとめ
私たちが何気なく履いていたコンバースのスニーカーには、こだわりぬいた職人技ともいうべき、トラディショナルな技術が施されていました。
手に取って履いてみる機会があれば、ぜひ、そのゴム底の質感を、今まで以上に存分に確かめてみてはいかがでしょうか?