もはや生活に欠かせない、スニーカー。
シンプルなファッションやフェミニンなファッションの「抜け感」を演出してくれる、頼もしい存在です。
そんなスニーカーの名前の由来を知っていますか?
「忍者」に関係あるとか、無いとか。
思わず誰かに教えたくなるスニーカーの名前の由来を調べてみました。
知ってるようで知らないスニーカーのこと・・・
リラックスしたカジュアルスタイルの足元に欠かせないのが、そう「スニーカー」。
定番の白や黒のシンプルなスニーカーはもちろん、個性的なデザインや色合いのスニーカーも足元をポップにしてくれる頼もしい存在です。シーズン毎につい買ってしまう!というスニーカーフリークも多いのでは?
スニーカーの名前の由来
スニーカーの語源は、英語の「Sneak(スニーク)」。辞書をひくと、動詞では「こそこそ入る」「こっそり忍び寄る」「こっそり逃げる」。名詞では「卑怯者」「こそ泥」なんて、なんとも穏やかでない言葉が並んでいます。
スニーカーが誕生する前まで、靴イコール革靴。もちろん、靴底はとても硬く、歩くとカツカツ音がしました。そこに誕生したスニーカーは、柔らかいゴム底でその名前の通りまるで忍者のように、そっと忍び寄ることができたのです。
テニスシューズとも関係の深い「スニーカー」
そんなスニーカーの誕生は1916年。アメリカのKeds(ケッズ)社が、「歩く時に音がしない」ことをキャッチフレーズにスニーカーを売りはじめました。
けれど、スニーカーの「こそこそ歩く」「忍び寄る」というイメージを嫌った良識ある大人たちは、スニーカーを「テニスシューズ」と呼んだとか・・・。
とはいえ、スニーカーが流行しはじめたのは1970年代後半になってから。バスケットボールが人気になり、それに伴い、いわゆる「バッシュ」(バスケットシューズ)がファッションアイテムとして大流行してから、一気にスニーカーは市民権を得ました。
まとめ
もしアメリカのケッズが「スニーカー」を発売しなかったら、堅苦しい足元がしばらく続いていたのかもしれませんね。
ランニングやテニス、バスケットボールなどの各種スポーツに適したスニーカーは今後も益々発展していくことでしょう。
また、タウンユースのスニーカーも、定番はもちろんコラボやWネームなどの限定アイテムにも心惹かれます!