今回はカジュアルなスタイルによく似合うカントリーブーツについて紹介します。カントリーと言いながらも実は田舎の人が履いていたわけではないんです。起源を知るとちょっと気分がよくなるかもしれませんよ？

カントリーブーツやカントリーシューズってカントリー（田舎）と名前が付くのに何処か気品や上品さを持っている感じがします。

元々はイギリスの上流貴族が狩りなどを楽しむ際に履いてたことを起源としています。当時の貴族は静かな田舎に暮らす風習がありました。
その田舎で暮らすのに適した靴なので「カントリーブーツ」と呼ばれるようになりました。

先述した様に田舎での生活が念頭に置かれている種類の靴なので、水たまりやぬかるみなど整備されていない道でもある程度問題なく歩けるように実用的に設計されています。

多くのカントリーブーツはメダリオンと呼ばれる穴でデザインされた模様が入っています。これは元々靴の中に入った水が出やすいようにつけられたと言われています。

カントリーブーツで1足は検討しておきたいのがトリッカーズの靴です。トリッカーズは180年以上続き、ロイヤルワラント(英国王室御用達）の称号を持つ歴史あるブランドです。

靴の持ちもよく、しっかりと手入れをすれば10年単位で履き続けられます。

いかがでしたでしょうか？カントリーブーツは田舎と言いながらもどこか気品があったのは元々上流貴族が田舎で暮らすための靴だったからなんですね。

メダリオンも当時は機能性重視だったのかもしれませんが、現在はワンポイントになるデザインでとてもカッコイイです。