なぜアメリカは土足で生活をするのか?
畳文化の日本とは違い、アメリカではソファやイス、ベッドで生活をします。直接床に座ることが少ないため、アメリカ人にとって衛生面はそれほど問題ではありませんでした。
でも掃除が大変では?と気になりますよね。アメリカはほとんどの家が大きく、部屋も多いのが特徴です。掃除を全部するよりは、自分が生活する見える範囲だけ掃除できていれば良く、土足生活において私たちが想像するほど、掃除が大変でもないようです。
アメリカの気候では、土足の方が都合がよい
地域にも寄りますが、フロリダは湿度が高いため床が湿っていることも多く、素足で歩くとすぐに足の裏も湿ってしまい不快です。またカナダのモントリオールやケベックは、暖房をしていても床は冷たく、スニーカーを履いてる方が足が冷えず、快適に生活ができます。
ついつい衛生面などのデメリットを感じがちですが、アメリカ人にとっては靴を履いて生活する方がメリットが多いのかもしれません。
土足厳禁にしている家庭も
土足生活が当たり前だと思っていたアメリカですが、意外にも土足厳禁にしている家庭もたくさんあります。
特に日本での生活で靴を脱ぐことに慣れ、靴を脱ぐことのメリットを知った人は、本国に帰ってもこの習慣を続ける人が多いようです。
土足生活にもメリットがある
日本人には理解しがたい家での土足生活。文化や気候の違いで、アメリカ人にとっては靴を脱ぐ必要性がなく、むしろメリットがあることがわかりました。ですが土足厳禁の家庭も増えていて、私たちの生活習慣も受け入れられています。
日本とアメリカ、それぞれの良い文化をお互いに取り入れていくことができれば良いですね。